Digi International社とEricsson社 M2Mアプリケーション向けの3Gコネクティビティを提供
エリクソンの3G HSPA技術とDigiのワイヤレスM2Mの協調で遠隔機器接続を容易に
米国Digi International社 (本社・米国、ジョー・ダンズモアCEO、NASDAQ:DGII)はこのほど、M2M(マシン・ツー・マシン)向けの3Gセルラーコネクティビティの提供にあたってエリクソン社(本社・スウェーデン)を選んだことを発表しました。Digiは、Digi ConnectとDigi TransPortセルラーゲートウェイを介して高速セルラーコネクティビティを実現するために、エリクソンの3G HSPAモジュールを使用します。Digiのセルラーゲートウェイは、リモートサイトや機器への高速3G接続経由でプライマリおよびバックアップコネクティビティを提供します。エネルギー、輸送、金融/ATM、小売、その他のM2Mアプリケーションを備えたリモート機器接続に最適です。エリクソンのHSPAテクノロジーはまた、広帯域でより高速なアップロードが要求されるビデオ監視などの新しい高速のM2Mアプリケーションにも適用できます。
「私たちは、3Gモバイルブロードバンドネットワーク技術のグローバルなリーダーであるエリクソンとの協調に期待しています。今回のコラボレーションにより、エリクソンの繋がりがすでにある戦略的なキャリアに、Digiのゲートウェイが速やかに、かつ世界的に採用されると考えられます。カスタマは、M2Mワイヤレスコネクティビティと3G HSPAモバイル技術の世界的なリーダーによって高速ネットワーク接続が実現したことを認識できることになります」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。
「ネットワーク接続から得られるすべての利益は、つまるところ1つです。M2Mアプリケーションにおいてデバイスネットワーク化への強い傾向があります。私たちの組込みモジュールはいかなる機器においてもHSPA化が可能です。DigiはM2Mワイヤレスコネクティビティのリーディング企業であり、今回のコラボレーションは、急成長する市場において私たちに新しい機会を創出するものです」と、エリクソンのモバイルブロードバンドモジュール担当副社長のマッツ・ノリン氏は話しています。
遠隔エネルギーからPOSアプリケーションまで、Digiは幅広い工業分野に対し、M2Mアプリケーションに特化して設計されたセルラーゲートウェイ製品を提供しています。175カ国で営業活動行い20億人以上の加入者のネットワーク対応を提供するエリクソンは、高速の3G技術基盤のリーディングプロバイダです。両社の協調により、カスタマがM2Mアプリケーションでの機器接続はより容易なものとなります。
Digiはまた、専任のソリューション部門やコンサルティンググループを通じてエンジニアリングサービスも提供し、アプリケーションカスタマイズの要求に応じて企業のセルラーテクノロジーの開発を支援します。エリクソンの技術を搭載したDigiのゲートウェイは、将来的に4Gネットワークに容易に移行することが可能です。Digiのセルラー製品の詳細は、www.digi.com/products/cellulargateways/をご参照ください。