画期的な新製品プロジェクター向けレーザダイオードを発表
2014/08/28
ams-OSRAMジャパン株式会社
~光出力50W、初のコンパクトレーザモジュール~
オスラム オプトセミコンダクターズは初めてのコンパクトレーザマルチチップパッケージを発表しました。この新製品PLPM4 450は、最大20個まで青色レーザチップを搭載することが可能です。各TO-CANパッケージのアライメント調整を行い、個々のレーザダイオードから1個の光源を形成するかわりに、レーザプロジェクターの複雑さを大幅に低減することが可能となります。開発者はさらに個々のチップの光出力を2倍にすることにも成功し、その結果この新レーザモジュールは総出力50Wを実現しました。つまり、わずか1個のコンポーネントによって、業務用レーザプロジェクターが2000lm以上の明るさを達成することを意味しています。
オスラム オプトセミコンダクターズは青色のPLPM4 450マルチチップパッケージで、レーザプロジェクター用光源の分野でのトップの位置を強化することになります。プロジェクション用途にバタフライ型パッケージを採用したのは、オスラムの開発では初めてです。その結果、プロジェクターへの取付けがより容易になり、非常にパワフルなレーザモジュールとなりました。パッケージサイズは25.5×35mmで、最大5個の青色レーザチップが直列接続された銅バー4本が搭載され、それぞれ2.3 Aで駆動します。 このマルチチップ製品は、標準電気入力165 W時、光出力50W、波長440~460nm、効率30%を達成します。
■優れた光出力
青色光の一部を赤色と緑色の原色に変換するコンバータホイールを組合せた青色レーザダイオードが、レーザプロジェクター光源として使われます。従来は業務用アプリケーションに充分な明るさを実現するには、20個以上のレーザダイオードを組み合わせる必要がありました。この新しいレーザモジュールは50 Wという優れた光出力によって、ひとつのパッケージで、プロジェクションに2000lm以上の明るさを提供します。そのため数個のモジュールをプロジェクターに搭載すれば、大会議室用の機器に必要な5000lmをはるかに上回る明るさを実現することが可能になります。PLPM4 450の高光出力を実現するために、オスラム オプトセミコンダクターズの開発者はチップのパラメータを最適化し、単一チップの出力を1.6から3.2Wに倍増、モジュールの熱抵抗も改善しました。
■レーザプロジェクターのシステムコストも低減
優れた技術的性能は特に魅力的ですが、それはこの新レーザモジュールのコスト面についても同様です。特別な設計と個々のチップの光出力改善で、1Wあたりのコストが大幅に低減されました。もうひとつコスト面の利点は、大幅に低減する生産コストです。 マルチチップパッケージの取付けとアライメントは、多数のTO-CANパッケージの場合と比較して、時間が短縮され、コストは低減されます。全レーザチップからの照射は、このように単一のレンズアレイでコリメートされることが可能です。「この革新的なパッケージは、プロジェクター用レーザ技術の統合を大幅に簡素化し、プロジェクター市場の飛躍的な発展を可能にします。」と、オスラム オプトセミコンダクターズ マーケティングマネージャー Stephan Hanederは述べています。
PLPM4 450の量産は2014年末に開始される予定で、製品サンプルは本年夏より提供可能となります。オスラムのスペシャリティライティング部門ではプロジェクション用途として、このマルチチップパッケージを新世代Phaserモジュールに採用する予定です。Phaserとは、蛍光体とレーザの合成語です。このマルチチップパッケージに基づくPhaserライトモジュールの特長は、非常にコンパクトな設計と組合せ使用が可能なことで、既存のプロジェクターアーキテクチャに大変容易に統合することが可能です。
オスラム オプトセミコンダクターズは初めてのコンパクトレーザマルチチップパッケージを発表しました。この新製品PLPM4 450は、最大20個まで青色レーザチップを搭載することが可能です。各TO-CANパッケージのアライメント調整を行い、個々のレーザダイオードから1個の光源を形成するかわりに、レーザプロジェクターの複雑さを大幅に低減することが可能となります。開発者はさらに個々のチップの光出力を2倍にすることにも成功し、その結果この新レーザモジュールは総出力50Wを実現しました。つまり、わずか1個のコンポーネントによって、業務用レーザプロジェクターが2000lm以上の明るさを達成することを意味しています。
オスラム オプトセミコンダクターズは青色のPLPM4 450マルチチップパッケージで、レーザプロジェクター用光源の分野でのトップの位置を強化することになります。プロジェクション用途にバタフライ型パッケージを採用したのは、オスラムの開発では初めてです。その結果、プロジェクターへの取付けがより容易になり、非常にパワフルなレーザモジュールとなりました。パッケージサイズは25.5×35mmで、最大5個の青色レーザチップが直列接続された銅バー4本が搭載され、それぞれ2.3 Aで駆動します。 このマルチチップ製品は、標準電気入力165 W時、光出力50W、波長440~460nm、効率30%を達成します。
■優れた光出力
青色光の一部を赤色と緑色の原色に変換するコンバータホイールを組合せた青色レーザダイオードが、レーザプロジェクター光源として使われます。従来は業務用アプリケーションに充分な明るさを実現するには、20個以上のレーザダイオードを組み合わせる必要がありました。この新しいレーザモジュールは50 Wという優れた光出力によって、ひとつのパッケージで、プロジェクションに2000lm以上の明るさを提供します。そのため数個のモジュールをプロジェクターに搭載すれば、大会議室用の機器に必要な5000lmをはるかに上回る明るさを実現することが可能になります。PLPM4 450の高光出力を実現するために、オスラム オプトセミコンダクターズの開発者はチップのパラメータを最適化し、単一チップの出力を1.6から3.2Wに倍増、モジュールの熱抵抗も改善しました。
■レーザプロジェクターのシステムコストも低減
優れた技術的性能は特に魅力的ですが、それはこの新レーザモジュールのコスト面についても同様です。特別な設計と個々のチップの光出力改善で、1Wあたりのコストが大幅に低減されました。もうひとつコスト面の利点は、大幅に低減する生産コストです。 マルチチップパッケージの取付けとアライメントは、多数のTO-CANパッケージの場合と比較して、時間が短縮され、コストは低減されます。全レーザチップからの照射は、このように単一のレンズアレイでコリメートされることが可能です。「この革新的なパッケージは、プロジェクター用レーザ技術の統合を大幅に簡素化し、プロジェクター市場の飛躍的な発展を可能にします。」と、オスラム オプトセミコンダクターズ マーケティングマネージャー Stephan Hanederは述べています。
PLPM4 450の量産は2014年末に開始される予定で、製品サンプルは本年夏より提供可能となります。オスラムのスペシャリティライティング部門ではプロジェクション用途として、このマルチチップパッケージを新世代Phaserモジュールに採用する予定です。Phaserとは、蛍光体とレーザの合成語です。このマルチチップパッケージに基づくPhaserライトモジュールの特長は、非常にコンパクトな設計と組合せ使用が可能なことで、既存のプロジェクターアーキテクチャに大変容易に統合することが可能です。
