スマートウォッチやフィットネス用アームバンドなど、フィットネストラッキング用の新センサ
2015/08/18
ams-OSRAMジャパン株式会社
~オスラム オプトセミコンダクターズが脈拍数および血中酸素濃度の光学測定の製品ラインナップを拡充します~
オスラム オプトセミコンダクターズの新センサSFH7060は、脈拍数および血液中の酸素濃度測定用に設計されました。本製品は、優れた信号品質と低消費電力を実現しています。この製品の主なアプリケーションには、ウェアラブルとして知られ、健康レベルを継続的にモニタリングするスマートウォッチやフィットネス用アームバンドなどモバイル機器が含まれます。この光学式集積センサは、3つの異なる波長をもつ5個の発光ダイオードと1個の高感度フォトダイオードで構成されています。
SFH 7060は、オスラムが2014年秋に発表した光学式センサSFH 7050をさらに発展させたものです。機能は従来品と同様ですが、消費電力と信号品質が改善されています。SFH 7060は緑色LED3個、赤色LED1個、赤外LED1個、そしてエミッターから不透明バリアで光学的に隔離されたフォトダイオード1個を搭載しています。計測は肌への光の照射によって行われます。血液と周囲組織では光の吸収量は異なります。そして吸収されなかった光は、ディテクターに反射します。異なる波長による吸収量の測定を利用することで、脈拍数と血中酸素濃度を決定します。
■効率的で信頼できる測定
緑色の光は手首での脈拍数測定に最適です。SFH 7060には、オスラム オプトセミコンダクターズの最新の高効率UX:3素子技術に基づく、波長530nmの緑色 LED3個が搭載されています。最適な駆動電流である20mAのポイントでは特に効率的で、チップあたり電圧3.2V で標準光出力3.4mWを実現しています。SFH 7050と比較してより高い光出力により、信号品質がさらに優れ、脈拍数測定がより安定します。また低消費電力のため、デバイスのバッテリー寿命が長くなります。
■より高精度な血中酸素測定
血中の酸素濃度は、赤色光(660nm)と赤外光(940nm)の吸収率の差から算出されます。そのため測定品質は、フォトディテクターの信号対ノイズ比達成度および直線性に大きく依存します。当製品が搭載する受光面1.3×1.3mmのフォトダイオードは、これらの要件に完璧に満たしています。さらにSFH 7060では、2つのトランスミッターとフォトダイオードの距離がSFH 7050の場合よりも大きくなっています。すなわち、光はディテクターに反射する前により深く皮膚に浸透するため、より安定した信号と優れた信号対ノイズ比を実現します。従来品と同様に、赤色光のトランスミッターは高精度測定を確実にする±3nm という非常に狭い範囲が特長です。赤外および緑色LEDのスペクトル帯域は各30nmです。
この新センサは、オスラム オプトセミコンダクターズのフィットネストラッキング用製品ラインナップの最新製品で、あらゆる最新のニーズに対応するよう設計されています。「ウェアラブルによるフィットネストラッキング市場は急速に成長しており、コンポーネントに求める仕様も急激に変化しています」と、オスラム オプトセミコンダクターズのシニアマーケティングマネージャー Dr. Jörg Heerleinは説明しています。「当社は顧客と緊密に協力しており、常に適切な製品を継続的に、かつ迅速に提供できる立場にあります。」これによってユーザーには、脈拍数測定用に設計された高効率ソリューションの脈拍数・血中酸素測定を組み合わせた極めて小型なセンサと同じ機能性を大幅に向上させたやや大きめのバージョンの選択肢ができました。
■テクニカルデータ
パッケージサイズ:7.2×2.5×0.9mm
波長:530nm/660nm/940nm
駆動電流20 mA時の光出力(緑色LED):3.4mW
受光エリア:1.7mm²
脈拍数および血中酸素濃度測定用の光学式集積センサSFH 7060は、電力消費と測定精度が最適化されました。高感度フォトダイオード、緑色LED3個、赤色LED1個、赤外LED1個を搭載しています。
フィットネス用アームバンドやスマートウォッチでの脈拍数および血中酸素測定用の新センサSFH 7060は、従来品より安定した信号を実現し、電力消費も低減されています。
オスラム オプトセミコンダクターズの新センサSFH7060は、脈拍数および血液中の酸素濃度測定用に設計されました。本製品は、優れた信号品質と低消費電力を実現しています。この製品の主なアプリケーションには、ウェアラブルとして知られ、健康レベルを継続的にモニタリングするスマートウォッチやフィットネス用アームバンドなどモバイル機器が含まれます。この光学式集積センサは、3つの異なる波長をもつ5個の発光ダイオードと1個の高感度フォトダイオードで構成されています。
SFH 7060は、オスラムが2014年秋に発表した光学式センサSFH 7050をさらに発展させたものです。機能は従来品と同様ですが、消費電力と信号品質が改善されています。SFH 7060は緑色LED3個、赤色LED1個、赤外LED1個、そしてエミッターから不透明バリアで光学的に隔離されたフォトダイオード1個を搭載しています。計測は肌への光の照射によって行われます。血液と周囲組織では光の吸収量は異なります。そして吸収されなかった光は、ディテクターに反射します。異なる波長による吸収量の測定を利用することで、脈拍数と血中酸素濃度を決定します。
■効率的で信頼できる測定
緑色の光は手首での脈拍数測定に最適です。SFH 7060には、オスラム オプトセミコンダクターズの最新の高効率UX:3素子技術に基づく、波長530nmの緑色 LED3個が搭載されています。最適な駆動電流である20mAのポイントでは特に効率的で、チップあたり電圧3.2V で標準光出力3.4mWを実現しています。SFH 7050と比較してより高い光出力により、信号品質がさらに優れ、脈拍数測定がより安定します。また低消費電力のため、デバイスのバッテリー寿命が長くなります。
■より高精度な血中酸素測定
血中の酸素濃度は、赤色光(660nm)と赤外光(940nm)の吸収率の差から算出されます。そのため測定品質は、フォトディテクターの信号対ノイズ比達成度および直線性に大きく依存します。当製品が搭載する受光面1.3×1.3mmのフォトダイオードは、これらの要件に完璧に満たしています。さらにSFH 7060では、2つのトランスミッターとフォトダイオードの距離がSFH 7050の場合よりも大きくなっています。すなわち、光はディテクターに反射する前により深く皮膚に浸透するため、より安定した信号と優れた信号対ノイズ比を実現します。従来品と同様に、赤色光のトランスミッターは高精度測定を確実にする±3nm という非常に狭い範囲が特長です。赤外および緑色LEDのスペクトル帯域は各30nmです。
この新センサは、オスラム オプトセミコンダクターズのフィットネストラッキング用製品ラインナップの最新製品で、あらゆる最新のニーズに対応するよう設計されています。「ウェアラブルによるフィットネストラッキング市場は急速に成長しており、コンポーネントに求める仕様も急激に変化しています」と、オスラム オプトセミコンダクターズのシニアマーケティングマネージャー Dr. Jörg Heerleinは説明しています。「当社は顧客と緊密に協力しており、常に適切な製品を継続的に、かつ迅速に提供できる立場にあります。」これによってユーザーには、脈拍数測定用に設計された高効率ソリューションの脈拍数・血中酸素測定を組み合わせた極めて小型なセンサと同じ機能性を大幅に向上させたやや大きめのバージョンの選択肢ができました。
■テクニカルデータ
パッケージサイズ:7.2×2.5×0.9mm
波長:530nm/660nm/940nm
駆動電流20 mA時の光出力(緑色LED):3.4mW
受光エリア:1.7mm²
脈拍数および血中酸素濃度測定用の光学式集積センサSFH 7060は、電力消費と測定精度が最適化されました。高感度フォトダイオード、緑色LED3個、赤色LED1個、赤外LED1個を搭載しています。
フィットネス用アームバンドやスマートウォッチでの脈拍数および血中酸素測定用の新センサSFH 7060は、従来品より安定した信号を実現し、電力消費も低減されています。
