脱気マイクロバブル発生液循環装置
2018/08/29
超音波システム研究所
超音波システム研究所は、超音波の制御を効率行うことができる「脱気マイクロバブル発生液循環装置」の製造・開発方法にコンサルティング対応しています。
<<脱気マイクロバブル発生液循環装置>>
1)ポンプの吸い込み側を絞ることで、キャビテーションを発生させます。
2)キャビテーションにより溶存気体の気泡が発生します。
上記が脱気液循環装置の状態です
3)溶存気体の濃度が低下するとキャビテーションによる溶存気体の気泡サイズが小さくなります。
4)適切な液循環により、20μ以下のマイクロバブルが発生します。
上記が脱気マイクロバブル発生液循環装置の状態です。
5)上記の脱気マイクロバブル発生液循環装置に対して超音波を照射するとマイクロバブルを超音波が分散・粉砕して、マイクロバブルの測定を行うとナノバブルの分布量がマイクロバブルの分布量より多くなります
上記の状態が、超音波を安定して制御可能にした状態です。
【超音波液循環技術の説明】
1)超音波専用水槽(オリジナル製造方法)を使用しています(材質は、樹脂・ステンレス・ガラス対応可能です)。
2)水槽の設置は
1:専用部材を使用
2:固有振動と超音波周波数・出力の最適化を行っています。
(水槽の音響特性に合わせた対応を実施します)
3)超音波振動子は専用部材を利用して設置しています(専用部材により、定在波、キャビテーション、音響流の利用状態を制限できます)。
4)脱気・マイクロバブル発生装置を使用します(標準的な、溶存酸素濃度は5-6mg/l)。
5)水槽と超音波振動子は表面改質を行っています。
上記の設定とマイクロバブルの拡散性により均一な洗浄液の状態が実現します。
均一な液中を超音波が伝搬することで安定した超音波の状態が発生します。
この状態から目的の超音波の効果(伝搬状態)を実現するために液循環制御を行います(水槽内全体に均一な音圧分布を実現して、 超音波、脱気装置、液循環ポンプの運転制御がノウハウです)。
ポイントは適切な超音波(周波数・出力)と液循環のバランスです液循環の適切な流量・流速と超音波キャビテーションの設定により超音波による音響流・加速度効果の状態をコントロールします。
マイクロバブルの効果で均一に広がる超音波の伝搬状態を利用します。
液循環により、以下の自動対応が実現しています。
溶存気体は、水槽内に分布を発生させレンズ効果の組み合わせにより、超音波が減衰します。
適切な液循環による効率の良い超音波照射時は、大量の空気が水槽内に取り入れられても大きな気泡となって、水槽の液面から出ていきます。
しかし、超音波照射を行っていない状態でオーバーフローにより液面から空気を取り込み続けると、超音波は大きく減衰します。
この空気を取り入れる操作は必要です。多数の研究報告がありますが液循環の無い水槽で、長時間超音波照射を行い続け溶存気体の濃度が低下すると音圧も低下して、キャビテーションの効果も小さくなります(説明としては、キャビテーション核の必要性が空気を入れる理由です。液面が脱脂油や洗剤の泡で覆われた場合も空気が遮断され同様の現象になります)。
さらに、超音波照射により、脱気は行われ溶存気体の濃度は低下して、分布が発生します単純な液循環では、この濃度分布は解消できません。
この濃度分布の解決がマイクロバブルの効果です。
脱気・マイクロバブル発生液循環が有効な理由です。
注:オリジナル装置(超音波測定解析システム:超音波テスター)による音圧測定解析を行い効果の確認を行っています。
上記の液循環状態に対して超音波プローブによるメガヘルツの超音波発振制御を行うことで超音波の非線形現象が幅広い周波数帯で発生するとともにダイナミックな超音波の変化を実現します。
気体の流量・流速分布を適切に設定することで目的に合わせた、非線形現象を発生させることができます。
<脱気・マイクロバブル発生液循環システム>による非線形制御技術
<<キャビテーションのコントロール>>
超音波システム研究所は、目的に合わせた効果的な超音波のダイナミック制御を実現する「脱気・マイクロバブル発生液循環システム」に関して、メガヘルツの超音波発振制御との組み合わせにより超音波の非線形現象をコントロールする技術を開発しました。
<音響流とキャビテーションのバランスを最適化する>
1)洗浄液が淀まない洗浄水槽を使用する
2)強度について、特別に弱い部分のない洗浄水槽を使用する
3)洗浄液の分布を均一にする(Do濃度、液温、流速など)
4)振動子の上面の洗浄液の流れを調節する(流量・流速・バラツキをコントロールする)
5)超音波の周波数と出力にあわせた液循環を行う
6)機械設計としての洗浄水槽の強度は超音波周波数に対して設定する
7)洗浄水槽の製造方法を明確にして、超音波の水槽による減衰レベルを設定する
8)流体に対する洗浄水槽の特性を明確にする(例 コーナー部の設計)
9)超音波の周波数・出力に対する洗浄水槽の特性を明確にする(振動子・振動板の位置と水槽の関係を調整する。洗浄水槽の超音波伝播特性を明確にする)
10)洗浄システムとしての制御構造などとの最適化を行う
以上のパラメータを念頭に超音波洗浄を検討する(あるいは、現状の洗浄を見直す)
コメント
音響流とキャビテーションは相反する現象だと考えています。しかし、どちらかをなくすことは大変難しいためバランスを調整し、最適化することが重要だと考えています。
<<脱気マイクロバブル発生液循環装置>>
1)ポンプの吸い込み側を絞ることで、キャビテーションを発生させます。
2)キャビテーションにより溶存気体の気泡が発生します。
上記が脱気液循環装置の状態です
3)溶存気体の濃度が低下するとキャビテーションによる溶存気体の気泡サイズが小さくなります。
4)適切な液循環により、20μ以下のマイクロバブルが発生します。
上記が脱気マイクロバブル発生液循環装置の状態です。
5)上記の脱気マイクロバブル発生液循環装置に対して超音波を照射するとマイクロバブルを超音波が分散・粉砕して、マイクロバブルの測定を行うとナノバブルの分布量がマイクロバブルの分布量より多くなります
上記の状態が、超音波を安定して制御可能にした状態です。
【超音波液循環技術の説明】
1)超音波専用水槽(オリジナル製造方法)を使用しています(材質は、樹脂・ステンレス・ガラス対応可能です)。
2)水槽の設置は
1:専用部材を使用
2:固有振動と超音波周波数・出力の最適化を行っています。
(水槽の音響特性に合わせた対応を実施します)
3)超音波振動子は専用部材を利用して設置しています(専用部材により、定在波、キャビテーション、音響流の利用状態を制限できます)。
4)脱気・マイクロバブル発生装置を使用します(標準的な、溶存酸素濃度は5-6mg/l)。
5)水槽と超音波振動子は表面改質を行っています。
上記の設定とマイクロバブルの拡散性により均一な洗浄液の状態が実現します。
均一な液中を超音波が伝搬することで安定した超音波の状態が発生します。
この状態から目的の超音波の効果(伝搬状態)を実現するために液循環制御を行います(水槽内全体に均一な音圧分布を実現して、 超音波、脱気装置、液循環ポンプの運転制御がノウハウです)。
ポイントは適切な超音波(周波数・出力)と液循環のバランスです液循環の適切な流量・流速と超音波キャビテーションの設定により超音波による音響流・加速度効果の状態をコントロールします。
マイクロバブルの効果で均一に広がる超音波の伝搬状態を利用します。
液循環により、以下の自動対応が実現しています。
溶存気体は、水槽内に分布を発生させレンズ効果の組み合わせにより、超音波が減衰します。
適切な液循環による効率の良い超音波照射時は、大量の空気が水槽内に取り入れられても大きな気泡となって、水槽の液面から出ていきます。
しかし、超音波照射を行っていない状態でオーバーフローにより液面から空気を取り込み続けると、超音波は大きく減衰します。
この空気を取り入れる操作は必要です。多数の研究報告がありますが液循環の無い水槽で、長時間超音波照射を行い続け溶存気体の濃度が低下すると音圧も低下して、キャビテーションの効果も小さくなります(説明としては、キャビテーション核の必要性が空気を入れる理由です。液面が脱脂油や洗剤の泡で覆われた場合も空気が遮断され同様の現象になります)。
さらに、超音波照射により、脱気は行われ溶存気体の濃度は低下して、分布が発生します単純な液循環では、この濃度分布は解消できません。
この濃度分布の解決がマイクロバブルの効果です。
脱気・マイクロバブル発生液循環が有効な理由です。
注:オリジナル装置(超音波測定解析システム:超音波テスター)による音圧測定解析を行い効果の確認を行っています。
上記の液循環状態に対して超音波プローブによるメガヘルツの超音波発振制御を行うことで超音波の非線形現象が幅広い周波数帯で発生するとともにダイナミックな超音波の変化を実現します。
気体の流量・流速分布を適切に設定することで目的に合わせた、非線形現象を発生させることができます。
<脱気・マイクロバブル発生液循環システム>による非線形制御技術
<<キャビテーションのコントロール>>
超音波システム研究所は、目的に合わせた効果的な超音波のダイナミック制御を実現する「脱気・マイクロバブル発生液循環システム」に関して、メガヘルツの超音波発振制御との組み合わせにより超音波の非線形現象をコントロールする技術を開発しました。
<音響流とキャビテーションのバランスを最適化する>
1)洗浄液が淀まない洗浄水槽を使用する
2)強度について、特別に弱い部分のない洗浄水槽を使用する
3)洗浄液の分布を均一にする(Do濃度、液温、流速など)
4)振動子の上面の洗浄液の流れを調節する(流量・流速・バラツキをコントロールする)
5)超音波の周波数と出力にあわせた液循環を行う
6)機械設計としての洗浄水槽の強度は超音波周波数に対して設定する
7)洗浄水槽の製造方法を明確にして、超音波の水槽による減衰レベルを設定する
8)流体に対する洗浄水槽の特性を明確にする(例 コーナー部の設計)
9)超音波の周波数・出力に対する洗浄水槽の特性を明確にする(振動子・振動板の位置と水槽の関係を調整する。洗浄水槽の超音波伝播特性を明確にする)
10)洗浄システムとしての制御構造などとの最適化を行う
以上のパラメータを念頭に超音波洗浄を検討する(あるいは、現状の洗浄を見直す)
コメント
音響流とキャビテーションは相反する現象だと考えています。しかし、どちらかをなくすことは大変難しいためバランスを調整し、最適化することが重要だと考えています。
