超音波流量センサ SU Puresonic SUHシリーズ
最終更新日:2025/09/26
このページを印刷120℃対応モデル
【SUHシリーズ】は、超純水・水などの水性媒体や、食用油を高い信頼性で検出しする超音波流量センサ。最大120℃の高温流体の常時測定に加え、150℃までであれば最大1時間の対応が可能で、CIP/SIP洗浄など厳格な衛生管理が求められるアプリケーションに好適。従来モデルから表示ディスプレイを省いたことで破損リスクを排除し、より堅牢で衛生的な構造を実現。表示レスでありながら「状態が見える」ことを特長としている。センサ本体の高輝度LEDインジケータにより、動作状態や信号品質を現場で視覚的に確認可能。さらに、IO-Link通信に対応しており、流量・温度・信号強度などのプロセスデータを遠隔でリアルタイムに取得・監視し、表示がなくても現場と遠隔の両方で状態を把握でき、トラブルの早期発見や予知保全にもつながる。また、表示部を排除した密閉構造により、洗浄時の液だまりや異物付着のリスクを最小限に抑え、衛生性を高めている。振動や衝撃への耐性も向上し、可動部のない超音波測定方式とあわせて、長期にわたる安定稼働を実現。さらに、従来の「SU Puresonic」と同様に導電率に依存しない超音波測定方式を採用し、純水や薬液などの流量も安定して測定可能。EHEDG準拠のステンレス製ハウジングにより耐薬品性と洗浄性も確保し、高温・高衛生環境下でも信頼性の高い流量監視を可能にしており、多くの業界・アプリケーションで既に実績がある。例えば超純水処理装置では、導電率に依存しない測定により安定した流量監視を実現。加熱装置では金属粒子を含む冷却水でも詰まりなく測定でき、洗濯装置では低導電率の水でも誤動作を防止し、運転の安定化に貢献。スマートファクトリー化が進む中、衛生性とデジタル化を両立するソリューションとして、幅広い業界での活用が期待される。
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会社情報
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