自動搬送システム 牽引型AGV(自動搬送車)
最終更新日:2014/02/01
このページを印刷特殊用途の機種を開発、製品群を拡充
【牽引型AGV(自動搬送車)】は、生産ラインの効率化を実現するシステム。自由自在に搬送動線を動かすことができ、作業効率を大きく変えられる。搬送する荷物に合わせて運び方を選ぶことができ、運べないものの制約は少ない。搬送時以外は止っているので、電気代の無駄がなく、また、搬送路を人が通れるので、スペースの無駄もない。今回、特殊用途の機種を開発、製品群を拡充。ボディーの密閉度などの構造や制御装置の熱効率などを改良、高温タイプは90℃程度まで、低温タイプは−25℃程度まで使用可能となった。これにより、高温タイプは滅菌室への医療器具などの搬送、低温タイプは冷凍室への血液やバイオテクノロジーを活用した医薬品や食品などの搬送での利用を見込んでいる。