LoRaWAN 斜面崩壊検知、地面の傾き監視キット(チルトセンサー) Milesight EM320-TILT

LoRaWANの特長
・消費電力が少ない
LoRaWANの1つ目の特長は、「消費電力が少ない」という点です。LoRaWANは、エンドデバイスにより消費電力が多少異なりますが、送受信速度が早く、ほかの通信規格に比べて消費電力が少ないため、メンテナンス回数も抑えることができます。また、ボタン電池1つの電力で双方向通信ができるほど消費電力が少なく、そのバッテリーは、連続稼働をしても10年間以上は稼働することができるとも言われています。

・長距離通信ができる
LoRaWANの2つ目の特長は、「長距離通信ができる」という点です。スマートフォン(3G以降)などで利用されている800MHz帯で届く距離は、約2～5kmと言われますが、LoRaWANでは、約10kmと倍以上の距離に通信することが可能です。このように、障害物がほとんどないような場所では、10km以上の通信をすることが可能ですが、業務に利用する場合、市街地であれば約3～5km、障害物がある屋内などの場合であれば、約1kmと想定しておくと良いでしょう。

・ノイズに強く通信が安定する
LoRaWANの3つ目の特長は、「ノイズに強く通信が安定する」という点です。LoRaWANが利用している920MHz帯は、他の無線ネットワークが存在している環境下でも、電波同時の干渉が起きにくく、通信の遅延時間(レイテンシ)を抑え、安定的に通信を行なうことが可能です。そのため、工場施設内や屋内でも、安心して活用することができます。

LoRaWANチルトセンサー Milesight EM320-TILTの特長
・あらゆる物の3軸角度を測定できるMEMS加速度センサー内臓
・柔軟なしきい値条件設定で、さまざまなアプリケーションに最適
・木、柱、地面など、あらゆる物に簡単取付
・NFC(近距離無線通信)搭載で設定が簡単
・見通し距離10kmまでの超長距離伝送
・標準の LoRaWAN ゲートウェイおよびネットワークに準拠サーバー
・Milesight IoT Cloud ソリューションによる迅速かつ簡単な管理
・壁、柱取り付け、磁気取付
・背面カバーに盗難防止設計を採用

LoRaWANゲートウェイ Milesight UG65の特長
・堅牢な8CH LoRaWANゲートウェイ、TELEC認証済
・高性能クアッドコア 64-bit ARM Cortex-A53 CPU採用
・低消費電力でトラフィック量が大きい、SX1302 LoRa チップ採用
・マルチバックホールバックアップ(イーサネット、セイラー、Wi-Hi)
・複数VPN(IPsec／OpenVPN／L2TP／PPTP／DMVPN)
・DeviceHubとMilesight IoT Cloud が提供するリモート管理
・小型堅牢なIP65筐体(UG65)、小型堅牢なIP67筐体(UG67)
・ビルトイン ネットワーク サーバー(MQTT／HTTP／HTTPS) API
・組込Python SDK、Node-RED 開発ツール
・机上、壁、または柱への取り付け

Milesight IoTクラウドの特長
・リアルタイムおよび履歴データをダッシュボード上のドラッグ＆ドロップウィジェットに変換
・アクセスと監視プロジェクトをどこからでも制御
・トリガーされたイベントに基ずく電子メールおよびモバイルプッシュ通知
・AWS上に構築され、データの機密性と信頼性の高いインフラストラクチャーを提供
・2×ダッシュボード、10×デバイスまで無料提供