においセンサとIoTシステムを組み合わせたクラウド型の臭気観測システムです。
メチルメルカプタンや硫化水素といった硫黄化合物系ガスに対して高い感度を示すにおいセンサのため、悪臭検知センサとして有効です。
測定データは、クライアント端末(パソコン、スマートフォン、タブレット)にてリアルタイムに閲覧・管理することができ、住環境保全のための臭気対策に役立てることができます。
遠隔操作機能が実装された本格的なIoTシステムを基盤としていることから、データ収集だけでなく、取得データをトリガーとした各種機器の操作制御をカスタマイズで実装することが可能です。


【用途/導入メリット】
■ 都市河川、工場、産業廃棄物処理場、ごみ処理場、下水処理場等において、常時モニタリングを実施することで周辺住民とのコミュニケーションを図り、悪臭苦情に発展する前に対処することが可能となります。

■ 畜産経営の大規模化、宅地との混住化により悪臭問題が重要な課題となっている中、連続観測によって臭気の拡散状況(いつ、いかなる状況・頻度で発生したか)を把握することができます。

■ 建設現場における土壌対策工事に伴う悪臭モニタリングが簡便・安価に実施することができます。

■ 工場における脱臭装置等の公害防止設備の故障を早期に発見してメンテナンスを実施することで悪臭対策を適切に実行することが可能となります。