【カタログプレビュー】お客様事例 THIRTY METER TELESCOPE国際天文台:COHERENTの光学系が照らす望遠鏡の明るい未来

本資料は、米国、カナダ、日本、中国、インドのパートナーが集まって、作られたThirty Meter Telescopeでの事例を紹介する技術資料。大型の反射望遠鏡は、光学系としてレンズではなく鏡を使用しているが、直径8.5 mをはるかに超える望遠鏡の鏡を作ることは現実的ではない。より大きくするために、主鏡(プライマリミラー)は小さなセグメントのモザイクで構成されている。これらの個々のミラーを六角形にすることで、光学設計が最適化される。これにより、円形に近い形状のセグメントを互いに非常に近づけて配置することが可能。望遠鏡は大きければ大きいほど良いとされているが、画質が良いというメリットは、光学系が極めて高品質である場合にのみ得られる。具体的には、これには鏡の全体形状が設計形態に忠実に再現されていること、および鏡の表面が滑らかで、(形状が)数ナノメートル以内の精度を持つことが必要となる。これらの課題の解決をサポートする。
発行元:コヒレント・ジャパン株式会社