【カタログプレビュー】お客様事例 KAGRA — 最先端の重力波望遠鏡を支える、低ノイズのMEPHISTOレーザ

本資料は、岐阜県飛騨市神岡町に設置され、2020年に稼働を開始した世界最大クラスの重力波観測装置の事例を紹介。アメリカにあるLIGO検出器およびイタリアにあるVirgo検出器と同様、KAGRAもまたレーザベースのマイケルソン干渉計であり、重力波がサイトを通過するとき、干渉計の2本のアームの長さをわずかに変化させる。ただし、KAGRAのアームの長さが3kmであっても、大きな重力波が発生した場合に陽子直径の1,000分の1未満(10のマイナス19乗メートル)の長さの変化が生じる場合がある。そのため、これらの波を検出する際はSN比が大きな課題であった。
発行元:コヒレント・ジャパン株式会社