カーオーディオなど向けに高音質/多機能なサウンドプロセッサ18機種のラインアップ完成 豊富なラインアップで、セットに最適なサウンドプロセッサ選択が可能に
近年、カーオーディオ市場は、3 系統入力(例:CD 又はUSB/チューナー/AUX)、4 スピーカ出力のシンプルな機能の製品から、CD やDVD、ハイダウェイユニットなど複数のメディアを同時に接続することに加えて、細かな音質調整が可能な5 系統入力、6 スピーカ出力対応の高機能製品までラインアップは拡がっています。
一方、車内におけるリスニング環境も、セダンやクーペ、ワンボックスなど、ライフスタイルや用途に応じて様々であり、多様なリスニング環境に合わせて細かな音響効果調整を行うニーズも高まっています。
ロームはこうしたニーズの広がりに対応するため、入力ソース数や、スピーカ数、音響補正機能といった組み合わせに応じて計18 機種のサウンドプロセッサLSI のラインアップを完成いたしました。
ロームのサウンドプロセッサは、音響製品で最も重要な特性である低歪率、低雑音を実現しながら、ボリウムなどの切換え時に発生する不連続な波形を滑らかな波形に補完し、不快な切換えショック音を軽減するアドバンスド・スイッチング機能を全シリーズに採用、さらに高級カーオーディオ向けには、狙った周波数だけを正確に調整可能なパラメトリックイコライザ、ラウドネス、サブウーハ用LPF/HPF などの各種音響補正機能を内蔵するなど、カーオーディオの高機能化が外付け部品無しで簡単にできるLSI をラインアップに加えました。
また、全機種で共通のレジスタマップを使用しているため、制御マイコンのソフトウェアの大部分はそのままお使いいただきながら、サウンドプロセッサの変更により普及タイプから高級タイプのカーオーディオラインアップを簡単に展開できます。さらに、お客様のニーズに応じてシアターサラウンドなどホームオーディオ向け市場への応用も可能です。
ロームでは今後も高音質なサウンドプロセッサ技術を高め、より快適な音空間づくりに貢献していきたいと考えています。
<オーディオ用サウンドプロセッサ「BD375□□シリーズ」の特徴>
1) 豊富な製品ラインアップ
2) 業界最高レベルのボリウム/トーン切り換えショック音低減特性
3) 入出力のカップリングコンデンサ以外のほとんどの外付け部品を内蔵
4) 低歪率0.001%で原音を忠実に再生
5) 雑音を極力抑えた回路構成で低雑音を実現(3.8μVrms)
<この件に関するお問合せ先>
ローム株式会社 広報IR室
〒615-8585 京都市右京区西院溝崎町21
TEL(075)311-2121、FAX(075)311-0358、E-MAIL pr@rohm.co.jp