最高クラスの輝度・医療用21.3型カラー液晶
2007/10/19
NLTテクノロジー(株)
NEC液晶テクノロジー(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:上野 敏彦)は、X線画像などの読影診断をはじめとする医療用途向けに、対角54cm(21.3型)TFT(薄膜トランジスタ)カラー液晶ディスプレイモジュール2機種を製品化し、販売活動を開始します。
新製品は、UXGA(1600×1200ピクセル)表示対応、輝度950cd/?の【NL160120AC27-20】、およびQXGA(2048×1536ピクセル)表示対応、輝度800cd/?の【NL204153AC21-09】の2機種です。
新製品は、共に当社独自の高画質化技術であるUA-SFT(Ultra-Advanced Super Fine TFT)技術と新開発の直下型高出力バックライトシステムとを組み合わせることにより、それぞれの表示解像度で業界最高となる輝度を実現しているほか、視野角特性、コントラスト特性、画面内輝度均一性など、医療分野の読影診断用途で求められる様々な指標で、極めて高い性能を実現しています。
<サンプル価格、サンプル出荷開始時期>
型名/サンプル価格/サンプル出荷時期
NL160120AC27-20/250,000円(税別)
NL204153AC21-09/350,000円(税別)
<新製品の主な特長>
■業界最高輝度を実現
UA-SFT技術の適用によるパネル透過率の向上と、新開発の直下型高出力バックライトシステムの採用に加え、パネル設計を最適化し、UXGA表示対応モデルでは従来機の2倍以上となる950cd/?の超高輝度を実現。UXGA表示対応モデルに比べて1.6倍以上(面積比)の高精細表示が可能なQXGA表示対応モデルでも800cd/?を実現。ともにカラー液晶ディスプレイとして極めて高い輝度により、読影診断用途で求められる階調特性を実現するのに十分な輝度ダイナミックレンジを有しています。
■コントラスト特性の改善
UA-SFT技術の採用とパネル設計の最適化により、黒色表示時の液晶パネルの遮蔽率を高め、UXGA表示対応モデルでは800:1、QXGA表示対応モデルでは750:1という高コントラスト比を実現。さらに、光学設計の最適化により、従来の水平電界(In-Plane Switching)方式の液晶ディスプレイの課題であった、画面を斜めから見たときに発生する「黒浮き」現象を抑制し、コントラスト比の視野角特性も大幅に改善しています。
■画面内輝度均一性の向上
パネルやバックライトシステムなど液晶ディスプレイモジュール全体としての光学設計を最適化して画面内の場所の違いによって生じる輝度の差を抑制し、従来機に比べて画面の輝度均一性を大幅に向上。
近年、医療現場における液晶表示装置の普及は急速に進展しています。当社の液晶モジュールは高い画像再現性と優れた視野角特性を評価され、国内外の医療機器メーカから幅広く採用されていますが、医療現場における液晶表示装置の普及に伴い、液晶表示装置に求められる性能はさらに高度になっています。このたびの新製品は、NTSC比72%という広い色再現範囲と800cd/?以上の高輝度の両立によって、従来はモノクロ専用液晶ディスプレイでなければ困難とされていたX線画像などの読影診断を可能としており、モノクロ画像の読影診断用途とカラー画像を含んだPACSビューワ用途を1台で実現できます。
NEC液晶テクノロジーは医療現場の液晶表示装置への高度なニーズに応え続けて医療のIT化に貢献するため、今後もさらなる高画質の追求に取り組んでいきます。
なお、当社はこのたびの新製品2機種を、10月24日〜26日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「FPD International 2007」に出展します。
新製品は、UXGA(1600×1200ピクセル)表示対応、輝度950cd/?の【NL160120AC27-20】、およびQXGA(2048×1536ピクセル)表示対応、輝度800cd/?の【NL204153AC21-09】の2機種です。
新製品は、共に当社独自の高画質化技術であるUA-SFT(Ultra-Advanced Super Fine TFT)技術と新開発の直下型高出力バックライトシステムとを組み合わせることにより、それぞれの表示解像度で業界最高となる輝度を実現しているほか、視野角特性、コントラスト特性、画面内輝度均一性など、医療分野の読影診断用途で求められる様々な指標で、極めて高い性能を実現しています。
<サンプル価格、サンプル出荷開始時期>
型名/サンプル価格/サンプル出荷時期
NL160120AC27-20/250,000円(税別)
NL204153AC21-09/350,000円(税別)
<新製品の主な特長>
■業界最高輝度を実現
UA-SFT技術の適用によるパネル透過率の向上と、新開発の直下型高出力バックライトシステムの採用に加え、パネル設計を最適化し、UXGA表示対応モデルでは従来機の2倍以上となる950cd/?の超高輝度を実現。UXGA表示対応モデルに比べて1.6倍以上(面積比)の高精細表示が可能なQXGA表示対応モデルでも800cd/?を実現。ともにカラー液晶ディスプレイとして極めて高い輝度により、読影診断用途で求められる階調特性を実現するのに十分な輝度ダイナミックレンジを有しています。
■コントラスト特性の改善
UA-SFT技術の採用とパネル設計の最適化により、黒色表示時の液晶パネルの遮蔽率を高め、UXGA表示対応モデルでは800:1、QXGA表示対応モデルでは750:1という高コントラスト比を実現。さらに、光学設計の最適化により、従来の水平電界(In-Plane Switching)方式の液晶ディスプレイの課題であった、画面を斜めから見たときに発生する「黒浮き」現象を抑制し、コントラスト比の視野角特性も大幅に改善しています。
■画面内輝度均一性の向上
パネルやバックライトシステムなど液晶ディスプレイモジュール全体としての光学設計を最適化して画面内の場所の違いによって生じる輝度の差を抑制し、従来機に比べて画面の輝度均一性を大幅に向上。
近年、医療現場における液晶表示装置の普及は急速に進展しています。当社の液晶モジュールは高い画像再現性と優れた視野角特性を評価され、国内外の医療機器メーカから幅広く採用されていますが、医療現場における液晶表示装置の普及に伴い、液晶表示装置に求められる性能はさらに高度になっています。このたびの新製品は、NTSC比72%という広い色再現範囲と800cd/?以上の高輝度の両立によって、従来はモノクロ専用液晶ディスプレイでなければ困難とされていたX線画像などの読影診断を可能としており、モノクロ画像の読影診断用途とカラー画像を含んだPACSビューワ用途を1台で実現できます。
NEC液晶テクノロジーは医療現場の液晶表示装置への高度なニーズに応え続けて医療のIT化に貢献するため、今後もさらなる高画質の追求に取り組んでいきます。
なお、当社はこのたびの新製品2機種を、10月24日〜26日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「FPD International 2007」に出展します。
