株式会社チノー、東京計器株式会社、長野計器株式会社、株式会社オーバルの4社が海外水市場をターゲットに業務提携
2011/07/21
(株)チノー
株式会社チノー(以下、チノー)、東京計器株式会社(以下、東京計器)、長野計器株式会社(以下、長野計器)、株式会社オーバル(以下、オーバル)は、伸張する海外水市場の開拓を主な目的として包括的な業務提携を行うべく、業務提携に関する基本合意を締結することを決議いたしましたのでお知らせします。
1.世界の水ビジネスの現状
現在、世界各地において人口増加、都市化、工業化の進展により水に対する需要が増加しており、特に発展著しい新興国では産業用水の確保、生活用水の安定供給、下水処理による水資源環境の保護等が急務となっています。こうした背景から、現在36兆円と言われる世界の水ビジネス市場規模は、2025年には87兆円に膨らむものと予想されています。このような世界の水市場において、水メジャーをはじめとした民間企業や政府の後押しを受けた企業連合等が各国で争奪戦を繰り広げています。
2.業務提携の目的
東京計器は超音波流量計や電波レベル計等を中心に国内の上下水道市場で高いシェアを持っております。また、長野計器は圧力計における国内トップシェアのメーカーであり、チノーは記録計・センサ・ロガー等の計測・制御機器メーカーとして国内外で高い実績を残しており、オーバルは流体計測市場の国内最大手であると同時に海外市場や石油市場に豊富な経験と実績を有しております。
このたびの業務提携の目的は、世界の水市場をはじめとした流体関連機器市場において、独自の強みを持った4社が連携することにより商品ラインナップを充実させ、各社が保有する販売・技術・生産・サービス・物流等の経営資源を相互活用することなどによって、顧客満足に結びつく新たな付加価値を迅速に創出し、ビジネスチャンスの拡大を目指していくことにあります。
今後は、4社で構成されるプロジェクトチームにおいて、海外市場開拓の早期展開を図るため、具体的な販売・技術・生産・サービス・物流等の協業体制の構築・整備に着手します。また、海外水メジャー、国内外プラントメーカー、海外進出する地方自治体等に積極的なアプローチを行います。
3.業務提携の内容
海外水市場を当面のターゲットとし、以下の事項について業務提携の具体的なあり方を検討してまいります。
(1)販売協力
4社の提携を象徴する新ブランドを立ち上げ、品揃えを充実させると共に各社が海外に拠点を持つ販売・サービス・物流等の経営資源を相互活用し、現地の営業活動、サポート体制の充実を図ります。
(2)高付加価値製品・計装システムパッケージの創出
各社が保有する固有の技術を融合させ、新たな高付加価値商品や計装システムパッケージを創出し、高度・大規模・多様性に富むシステム要求に対し迅速に応えてまいります。
(3)生産拠点の相互活用
各社の生産拠点を相互活用しグローバルな価格競争力を強化します。
【各社の概要】
株式会社チノー
所在地:東京都板橋区熊野町32番8号
代表者:代表取締役社長 苅谷嵩夫
創業:1913年3月1日
資本金:4,292百万円
従業員数:916名(連結)
事業概要 :温度の計測制御機器を中心に、燃料電池、コンプレッサの試験装置等の計装システムや、温度分布を画像表示するサーモグラフィー等を展開する計測制御機器メーカー。
東京計器株式会社
所在地 :東京都大田区南蒲田2丁目16番46号
代表者 :取締役社長 脇 憲一
創業 :1896年5月1日
資本金 :7,218百万円
従業員数 :1,372名(連結)
事業概要 :1963年に世界で初めて超音波流量計の開発に成功した、国内水市場向け超音波流量計のトップメーカー。船舶港湾機器、油圧機器、防衛および通信機器等の多岐に亘る市場に事業を展開している。
長野計器株式会社
所在地 :東京都大田区東馬込1丁目30番4号
代表者 :代表取締役社長 依田 恵夫
創業 :1896年5月1日
資本金 :4,380百万円
従業員数 :2,031名(連結)
事業概要 :1948年に現・東京計器株式会社から独立。圧力計製造業者としては国内トップメーカーであり、2006年にはアメリカの圧力計測機器メーカーの名門であるアッシュクロフト社を子会社化。長野計器グループは世界最大の圧力計メーカー。
株式会社オーバル
所在地 :東京都新宿区上落合3丁目10番8号
代表者 :代表取締役社長 谷本 淳
創業 :1949年5月10日
資本金 :2,200百万円
従業員数 :632名(連結)
事業概要 :容積式、渦式、コリオリ式等流量計市場における国内流量計のトップメーカー。韓国、台湾、中国/北京・上海・合肥、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、オランダ等石油市場を中心に海外展開している。
(お 問 合 せ 先)
●本件についてのお問合せは下記へ
株式会社 チノー 社長室
TEL:03−3956−2311/FAX:03−3956−6762
1.世界の水ビジネスの現状
現在、世界各地において人口増加、都市化、工業化の進展により水に対する需要が増加しており、特に発展著しい新興国では産業用水の確保、生活用水の安定供給、下水処理による水資源環境の保護等が急務となっています。こうした背景から、現在36兆円と言われる世界の水ビジネス市場規模は、2025年には87兆円に膨らむものと予想されています。このような世界の水市場において、水メジャーをはじめとした民間企業や政府の後押しを受けた企業連合等が各国で争奪戦を繰り広げています。
2.業務提携の目的
東京計器は超音波流量計や電波レベル計等を中心に国内の上下水道市場で高いシェアを持っております。また、長野計器は圧力計における国内トップシェアのメーカーであり、チノーは記録計・センサ・ロガー等の計測・制御機器メーカーとして国内外で高い実績を残しており、オーバルは流体計測市場の国内最大手であると同時に海外市場や石油市場に豊富な経験と実績を有しております。
このたびの業務提携の目的は、世界の水市場をはじめとした流体関連機器市場において、独自の強みを持った4社が連携することにより商品ラインナップを充実させ、各社が保有する販売・技術・生産・サービス・物流等の経営資源を相互活用することなどによって、顧客満足に結びつく新たな付加価値を迅速に創出し、ビジネスチャンスの拡大を目指していくことにあります。
今後は、4社で構成されるプロジェクトチームにおいて、海外市場開拓の早期展開を図るため、具体的な販売・技術・生産・サービス・物流等の協業体制の構築・整備に着手します。また、海外水メジャー、国内外プラントメーカー、海外進出する地方自治体等に積極的なアプローチを行います。
3.業務提携の内容
海外水市場を当面のターゲットとし、以下の事項について業務提携の具体的なあり方を検討してまいります。
(1)販売協力
4社の提携を象徴する新ブランドを立ち上げ、品揃えを充実させると共に各社が海外に拠点を持つ販売・サービス・物流等の経営資源を相互活用し、現地の営業活動、サポート体制の充実を図ります。
(2)高付加価値製品・計装システムパッケージの創出
各社が保有する固有の技術を融合させ、新たな高付加価値商品や計装システムパッケージを創出し、高度・大規模・多様性に富むシステム要求に対し迅速に応えてまいります。
(3)生産拠点の相互活用
各社の生産拠点を相互活用しグローバルな価格競争力を強化します。
【各社の概要】
株式会社チノー
所在地:東京都板橋区熊野町32番8号
代表者:代表取締役社長 苅谷嵩夫
創業:1913年3月1日
資本金:4,292百万円
従業員数:916名(連結)
事業概要 :温度の計測制御機器を中心に、燃料電池、コンプレッサの試験装置等の計装システムや、温度分布を画像表示するサーモグラフィー等を展開する計測制御機器メーカー。
東京計器株式会社
所在地 :東京都大田区南蒲田2丁目16番46号
代表者 :取締役社長 脇 憲一
創業 :1896年5月1日
資本金 :7,218百万円
従業員数 :1,372名(連結)
事業概要 :1963年に世界で初めて超音波流量計の開発に成功した、国内水市場向け超音波流量計のトップメーカー。船舶港湾機器、油圧機器、防衛および通信機器等の多岐に亘る市場に事業を展開している。
長野計器株式会社
所在地 :東京都大田区東馬込1丁目30番4号
代表者 :代表取締役社長 依田 恵夫
創業 :1896年5月1日
資本金 :4,380百万円
従業員数 :2,031名(連結)
事業概要 :1948年に現・東京計器株式会社から独立。圧力計製造業者としては国内トップメーカーであり、2006年にはアメリカの圧力計測機器メーカーの名門であるアッシュクロフト社を子会社化。長野計器グループは世界最大の圧力計メーカー。
株式会社オーバル
所在地 :東京都新宿区上落合3丁目10番8号
代表者 :代表取締役社長 谷本 淳
創業 :1949年5月10日
資本金 :2,200百万円
従業員数 :632名(連結)
事業概要 :容積式、渦式、コリオリ式等流量計市場における国内流量計のトップメーカー。韓国、台湾、中国/北京・上海・合肥、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、オランダ等石油市場を中心に海外展開している。
(お 問 合 せ 先)
●本件についてのお問合せは下記へ
株式会社 チノー 社長室
TEL:03−3956−2311/FAX:03−3956−6762