優れた調色とノイズリダクション技術を備えた高性能36チャンネルLEDドライバIC
ISSIの一部門であるLumissil Microsystemsは、本日、高解像度カラー、RGBグループプログラミング、および高度なノイズリダクション機能をサポートする超低消費電力36チャンネルLEDドライバIC製品であるIS31FL3246を発表しました。このLEDドライバICは従来のIS31FL3236Aと同一パッケージ、ピン配置のため、IS31FL3236Aを使用した回路設計のアップグレードを容易に実現します。
IS31FL3426FxLEDドライバICは調色モード用に独自のPWMクロック技術を使用しています。例えば、8bit RGB with 10bit fine tuning@32kHz または8bit RGB with 8bit fine tuning@128kHz。さらに、RGB LEDの電流を個別にグループプログラムを行い、CPUのオーバヘッドを最小限に抑え、カラーミックス処理中のI2Cバスのトランザクションを削減することも可能です。PWMクロッキング、LEDカレントアジャスト、RGBグルーピングにより3つの要素による調光制御が可能となり、正確な色の再現とウルトラローブライトネスアジャスト機能を実現します。
「IS31FL3246は従来のIS31FL3236Aと互換性があるだけでなく、最先端のテクノロジを組み込んだ上位互換の製品です」とLumissilMicrosystemsの副社長であるVen Shanは述べています。「3つの要素による調光制御はシステム開発者にRGB LEDの調光に対する革新的な制御を提供する業界初の製品です。」
IS31FL3246の優れたパフォーマンスにより、システム設計者はイルミネーションによる演色効果だけでなく、デジタルコンシューマ、スマートホーム、IoTデバイスなどにおけるヒューマン・マシンインタフェース(HMI)としてLEDを使用することも出来ます。独立した調色と輝度制御を備え、高度なノイズリダクションテクノロジ、低消費電力といった特徴を備えているため、低電力設計を要求するシステムの設計に最適な製品です。
IS31FL3246の特徴
・従来のIS31FL3236Aとピン互換のため、基板レイアウトを変更することなく置き換え可能。
・RGBグループ調光による、高精度な演色のための3要素による調色および調光制御、I2Cアドレスオートインクリメント機能によるソフトウエアオーバーヘッドの削減
・位相遅延とPWMクロック反転機能によるEMIの低減
・超低消費電力:1uA(シャットダウン時)、3mA以下(動作時)
製品ステータス、パッケージ、価格
・ステータス:サンプル(評価ボード、リファレンスソフトウエア提供予定)
・パッケージ:QFN-44、eTQFP-48
・価格:0.66USD(1,000個購入時)
・動作温度範囲:-40~+125°(ワイドレンジ対応)
