相互誘導方式 キャパシティブセンサーコントローラ ファミリ
カリフォルニア州ミルピタス:2022 年 3 月 22 日 - ISSI の一部門である Lumissil Microsystems は本日、静電容量式タッチセンサーコントローラのファミリに新たに IS31SE5120 タッチセンサ IC とIS31CS8977 タッチセンサ機能統合 MCU が新たに追加されたことを発表しました。これらにより家電製品、IoT デバイス、計測器コントロールパネルなどのさまざまなアプリケーションで機械式ボタンの交換が簡単になり、簡単な試作とあらゆる製品への迅速な実装も可能になります。ソフトウェアパッケージは、標準コードとキャリブレーション GUI を備えた統合開発環境(IDE)の一部を弊社ホームページからのダウンロードで提供します。
Lumissil Microsystems のマーケティング担当副社長である VenShan は、次のように述べています。 「タッチレス、近接&ジェスチャ センシングの急速な広がりにより、このデバイスファミリの拡大が、費用効果が高く使いやすいソリューションを多様なアプリケーション、顧客に提供します。」
IS31CS8977 タッチセンサ機能統合 MCU には、Keil コンパイラと SDCC(無償版)コンパイラ用のIDE、コードライブラリが付属しています。これにより、あらゆるタイプの静電容量センシングで部品の機能を完全かつ柔軟に利用できます。 IS31SE5120 タッチセンサ IC は、標準コードを書き込まれたクイック実装ターンキー製品として提供されます。これらはさまざまな静電容量タッチセンサーインターフェイス(押ボタン、ホイール、スライダー、近接などの各種スイッチ)およびパネル材料(ガラス、プラスチック、木材など)に適用できます。
IS31SE5120 はセンサーキャリブレーション GUI を使用しプログラミングを必要とせず容易に、静電容量式タッチセンサのキャリブレーション、GPIO ポートの構成、および設定値をファイルまたはターゲットデバイスのフラッシュに直接保存をすることが 1 つのフローで実行できます。GPIO はオンチップのメロディ/トーンジェネレータを使用してメロディを出力するように構成することもできます。
≪特徴および利点≫
IS31SE5120
⚫ シグマデルタ静電容量式タッチセンサ(最大 24 キー)、24 ビット精度
⚫ シールドドライバによる耐水滴動作
⚫ GUI センサーキャリブレーションとオートキャリブレーション
⚫ マルチキータッチ、プレス対応
⚫ 待機電流 5uA、Wake on Touch 時
⚫ FAST I2C インタフェース
⚫ メロディ/トーン出力オプション
IS31CS8977 – 追加機能
⚫ 64Kb ECC フラッシュ/2Kb ECC RAM
⚫ GPIO x28(Configurable)、静電容量式タッチセンサ(最大 27 キー)、インタラプト x6
⚫ アクティブ近接センシング、相互誘導センサマトリックス
⚫ I2C Master/Slave x2, SPI x1、EUART x1、LIN 対応 EUART2 x1
⚫ 12 ビット ADC、8 ビット DAC
⚫ IDE 提供(フリーSDCC コンパイラ+EzISPインタフェース)
≪共通スペック≫
電源電圧:2.3~5.5V
動作温度範囲:-40~+85°C
≪パッケージ≫
IS31CS8977:TSSOP-20/24/28、LQFP-32
IS31SE5120:QFN-32
≪製品ステータス、価格≫
IS31CS8977-QFLS2-TR:量産中、$0.60@10k 個時
IS31SE5120-QFLS3-TR:量産中、$0.65@10k 個時
オートモーティブ品 AEC-Q100 準拠品リリース予定
