ダイナミックテールライト用のオートモーティブ 6 チャンネル LED ドライバ
Integrated Silicon Solution、Inc.(ISSI)の一部門であるLumissil Microsystemsは本日、自動車用ライティングソリューションのポートフォリオをさらに拡大する、IS32LT3146およびIS32LT3147LEDドライバを発表しました。これらのLEDドライバはAEC-Q100認定済みで、自動車のバッテリ電圧とスパイクに耐えうる広い入力電圧範囲(5V~40V)、低いヘッドルーム電圧を持ち、6チャンネルの調整可能な電流ソースといった実用性を確保する機能を自動車用ライティング製品へ容易な統合を実現します。ドライバの熱ストレスを最小限に抑えるサーマルシャント回路、システムの信頼性を高めるための包括的な障害検出/レポート、EMIを低減する電流スルーレート制御、およびデバイスの寿命/信頼性を向上するためのサーマルロールオフといった機能を提供します。
IS32LT3146は、1、2、3または6グループの出力チャネルを1グループごとにシーケンシャルモードでオン、またはすべてのチャネルをオン/オフモードで点滅させるための追加ロジックを提供します。複数の出力チャネルをグループ化することで、より高い電流を要求するLEDに適応できます。IS32LT3146は、車両のBCM(ボディコントロールモジュール)信号がデバイスに電力を供給し、マイクロコントローラホストを必要とせずに外部抵抗を介してすべての機能を構成できるスタンドアロン動作に設計されました。複数のIS32LT3146インスタンスは、シグナリング接続の有無にかかわらず同期することが可能です;離れたデバイスインスタンス同士、「AおよびBターンライト」などの物理的な障壁を越え同期をとることが出来ます。この場合、ライティング装置は車両の2つのセクションにあります。たとえば、トランクドアや車体ボディといった場所です。
IS32LT3147の出力チャネルには、個別のPWM入力制御ピンを持つ独立したPWM調光機能があり、マイクロコントローラホストのGPIOを使用し、PWM入力を制御することが可能です。または、LumissilのIS32LT3134アニメーションコントローラを最大2つのIS32LT3147インスタンスで使用し、最大12の出力電流ソースに変調を掛けることにより複雑なパターンの表示を行いうことも可能です。PWM調光が必要でない場合、IS32LT3147のPWM入力制御ピンをハイにすることにより最大電流出力の状態で使用をするか、ローにしPWMチャンネルを無効にすることにより、デバイスのオン/オフをBCM信号により行い使用します。
「IS32LT3146およびIS32LT3147は、次世代のダイナミックオートモティブライティング設計の要求を満たすように設計された、最新のオートモーティブグレードAEC-Q100認定LEDドライバです。」マーケティング担当副社長のVenShan氏は述べています。「これらのドライバには、システム機能と信頼性を向上させるための豊富な機能が統合されているため、自動車メーカーは設計、デザインを強化し、安全性を向上させ、ライティング機器のデザインを新型車の主要な差別化要因にすることができます。」
ドライバの6チャンネル電流ソースはそれぞれ10mAから75mAまで調整可能です。各チャネルを並列に接続して、デバイスあたり最大450mAまで電流駆動容量を増やすことができます。これらのデバイスは、低消費電力のためにヘッドルーム電圧とスタティック電流が低くなっています。これらドライバは動作温度範囲-40℃から150℃、6.5×4.4mm eTSSOP-20パッケージで提供されます。
・製品ステータス、価格
IS32LT3146:量産中、$0.99@1k個時
IS32LT3147:量産中、$0.99@1k個時
