フエニックス・コンタクト社がMolex社、Murrelektronik社、Binder社と
～世界的M12接続技術を保有したメーカー4社が互換性のあるコネクタ標準化で合意～

2017年4月24日、産業用接続機器、インターフェース製品の世界的トップ企業であるフエニックス・コンタクト社（本社：ドイツ）は、Molex社、Murrelektronik社、Binder社らと、「M12プッシュプル・コネクタ」の国際規格化推進に合意し、協力協定を締結したことを発表しました。

「プッシュプル」接続方式のコネクタは、挿し込むと自動的に接続される新しい接続技術で、作業者は従来のトルク管理と工具を使用した手間のかかる接続作業から解放されます。

水や油のかかるような過酷な環境においても、「プッシュプル・テクノロジ」は作業者による確実なフィールドと機器接続を保証します。特にスペースが限られ手元の見えづらい状況においては、従来の締め付け方式よりも迅速かつ確実な嵌合作業が可能となります。

国際規格化により、「M12プッシュプル・コネクタ」は提携するフエニックス・コンタクト社、Molex社、Murrelektronik社、Binder社の4社いずれからも購入が可能となる見込みです。各メーカーのその他規格に準拠した製品との嵌合も保証されます。

「プッシュプル・テクノロジ」は、Molex社の仕様に準拠した「Brad®Ultra-Lock®」技術に基づく独自のメカニズムです。