24ビットDAQ HAT MCC 172

【MCC 172】は、Raspberry Piと一緒に使用するよう設計されたMeasurement Computing社製の電圧HAT(上部に取り付けたハードウェア)。加速度計やマイクロフォンのようなIEPEセンサから音や振動を測定するチャンネルを2つ搭載。24ビット差動アナログ入力チャンネル二つから同時にデータを51.2 kサンプル／sで取得。ユーザーは、IEPE励起電流をオンオフ可能。各チャンネルには専用A／Dコンバータを装備。両A／Dコンバータは、同一クロックを共有し、同期させて同期データに対して同時刻に変換を開始する。単独のサンプリングクロックに合わせて複数のMCC 172 HATを同期できる。 cクロックはサンプリングレートを51.2 kサンプル／sから200 サンプル/sまでプログラム可能。トリガー入力(ターミナル TRIG)はトリガー入力で、指定条件を満たすまで入力スキャンを遅らせるために使用。HATの構成パラメータは、オンボードのEEPROMに格納。HATが接続された時には、Raspberry Piが自動的にGPIOピンを設定する。コマンドがC／C++とPythonのオープンソースMCC DAQ HATライブラリを使うと、Raspberry PiでLinuxを使ってアプリケーション開発が可能。MCC DAQ HAT ライブラリは、同時実行する複数のMCC DAQ HATを使った動作に対応。各APIに対して、コンソールベースとユーザインターフェース(UI)のサンプルプログラムが利用できる。