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技術資料 正規EMC電波暗室と簡易EMI試験システムMR2300の相関性について①

マイクロニクス株式会社

最終更新日:2023/05/17

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  • 技術資料 正規EMC電波暗室と簡易EMI試験システムMR2300の相関性について①
正規EMC電波暗室と簡易EMI試験システムMR2300の相関性について解説
本資料は、正規EMC電波暗室と簡易EMI試験システムMR2300の相関性について解説した技術資料。正規EMC電波暗室(以下、試験サイト)のサイトアッテネーション特性は「CISPR16」において、±4dBの範囲に収まることとなっているが、実際の測定においては、電源ケーブルや通信ケーブルなどの引き回しの違いにより、測定結果は10~20dB程度違いが出るともいわれている。このように、試験サイトであっても測定結果に差異が生じてしまうことを鑑みると、簡易電波暗室や小型の電波暗箱などのより狭い測定環境、ひいては近傍界環境では、試験サイト以上に差異が生じてしまうものとして取り扱う必要がある。

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【技術資料】正規EMC電波暗室と簡易EMI試験システムMR2300の相関性について①
【技術資料】正規EMC電波暗室と簡易EMI試験システムMR2300の相関性について①

ファイル形式:pdf ファイルサイズ:2.71MB正規EMC電波暗室(以下、試験サイト)のサイトアッテネーション特性はCISPR16において、±4dBの範囲に収まることとなっています。サイトアッテネーションとは、理想的なオープンサイトの伝搬損失(理論値)と試験サイトの伝搬損失の差を表したものです。 しかしながら、実際の測定においては、電源ケーブルや通信ケーブル等の引き回しの違いにより、測定結果は10~20dB程度違いが出るともいわれています。このように、試験サイトであっても測定結果に差異が生じてしまうことを鑑みると、簡易電波暗室や小型の電波暗箱等のより狭い測定環境、ひいては近傍界環境では、試験サイト以上に差異が生じてしまうものとして取り扱う必要があります。 簡易EMI試験システムMR2300(以下、MR2300)は、試験サイトでの測定とは本質的に異なり、相対測定(EMC対策前後の比較評価)や試験サイトでの正式測定前の”当たりつけ”が主な目的となります。したがって、絶対値比較ではなく、あくまで”ノイズの傾向を相対的に把握するもの”という認識がなければ、測定は失敗してしまいます。ただ、使用者としては「ある程度の相関性が無ければどう使えばよいか分からない」というのが本音ではないでしょうか。 本レポートでは、試験サイトとMR2300において、同一のDUTを測定した結果を比較解説していきます。 ※注意:本レポートは当社独自の見解であり、全ての条件にあてはまるものではありません。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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