ハンドル固定装置
最終更新日:2014/02/01
このページを印刷ハンドル位置の固定力安定化と調整時の操作性を両立
日本精工では、電動パワーステアリングなど、ステアリングシステム用として、自動車衝突時における乗員の安全性向上に寄与する「ハンドル位置の新固定機構ウェッジギア方式」を開発した。受け手のギアの表面に微小な歯を備えたくさび(ウェッジ)を噛み込ませることで、衝突時のハンドル位置固定力を従来品比で26%向上した。また、くさびと受け手のギアが接触しない構造のため、ハンドル位置をスムーズに調節できる。これらハンドル位置の固定力安定化と調整時の操作性向上を両立したことにより、ドライバーの安全性と快適性の向上に貢献。さらに部品点数を7割削減したことで組立工程が簡素化し、生産性も向上する。