組込みコントローラe-RT3TM用「CAN インタフェースモジュール」発売
2014/06/12
横河電機(株)
~車載装置や二次電池の評価システム(性能・耐久試験)に最適~
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、電子部品・電子機器組み立て装置などへの組み込みコントローラ「e-RT3TM(イーアールティースリー)」用に、「CAN(Controller Area Network)インタフェースモジュール」を開発、販売を開始しました。
自動車のモータ、インバータや二次電池の性能・耐久試験を行うための評価システムの構築が容易になり、お客様の開発スピード向上に貢献します。
■開発の背景
CAN は、電子機器同士を接続する通信規格で、国際標準化機構(ISO)によって標準化され、自動車の電子制御装置(ECU)とモータ、インバータなどの車載装置間のバスを中心に普及し、二次電池分野でも採用が増えると言われています。
車載装置や二次電池の性能・耐久試験では、お客様が設定した負荷パターンや温度パターン通りにコントローラから発信される指示に応じて稼働している試験対象品の温度、電圧、電流、回転数、トルクなどを測定します。
これまでは、PLC(プログラマブル・コントローラ)を用いて、CAN に対応した車載装置や二次電池を試験する場合、PLC と試験対象品の間にCAN に変換するプロトコル変換器が必要でした。
■製品の特長
1.CAN インタフェースモジュール
プログラミング言語にC 言語を採用しているPLC(プログラマブル・コントローラ)として、業界で初めてCAN 通信プロトコルに対応したインタフェースモジュールを開発しました。プロトコル変換機器を介さずに、CAN インタフェースを持つ機器とコントローラを直接接続することが可能になります。そのため、システムの構築が容易で、通信も高速になります。
2.高速なデータ処理
「e-RT3」のCPU モジュールとCAN インタフェースモジュール間をパソコンの内部バス規格として普及しているPCI バスで接続しました。測定データを最大データ転送速度133MB/秒と高速に処理できます。
【 主な用途 】
自動車関連市場および二次電池関連市場で、性能・耐久試験を行う評価システム用コントローラスマートグリッド市場で、充放電を行う系統用蓄電池システム用コントローラ
【 販売価格(税抜) 】
オープン価格
基本構成(ベース、電源、CPU、CAN インタフェースモジュール(1 チャネル))
予想市場価格 36 万円から
CAN インタフェースモジュール
1 チャネル「F3UM11-0N」 予想市場価格 7 万円
2 チャネル「F3UM12-0N」 予想市場価格 11 万円
e-RT3 について
「e-RT3」は、半導体製造装置などの各種装置の制御を行う組み込みコントローラ。プログラミング言語はC 言語主体。組み込みコントローラに使用される代表的なリアルタイムOS であるVxWorks®、NORTi®(ITRON)、Windows CE®、OS-9、Linux®に対応。2004 年11 月に「e-RT3」を発売し、2007年10 月には上位機種「e-RT3 R2.0」を発売。「e-RT3 R2.0」は、小型な筐体に高速プロセッサ(PowerPC 533MHz)と、豊富な外部インタフェースの搭載によって、装置の小型化、高性能化およ
び高速化を実現しました。
今回発売した「CAN インタフェースモジュール」を含む「e-RT3」と、当社の計画・運転・解析支援パッケージ「TriFortsTM(トライフォーツ)」を組み合わせることで、試験条件の設定や稼働状態の監視も容易になります。
【お問い合わせ先】
横河電機株式会社
IAPF 国内営業統括部 国内営業3 部営業第1 課
東京営業 〒180‐8750 東京都武蔵野市中町2‐9‐32
TEL:0422-52-6248 / FAX:0422-52-6185
関西営業 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2 丁目4 番9 号ブリーゼタワー
TEL:06-6341-1385 / FAX:06-6341-1386
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、電子部品・電子機器組み立て装置などへの組み込みコントローラ「e-RT3TM(イーアールティースリー)」用に、「CAN(Controller Area Network)インタフェースモジュール」を開発、販売を開始しました。
自動車のモータ、インバータや二次電池の性能・耐久試験を行うための評価システムの構築が容易になり、お客様の開発スピード向上に貢献します。
■開発の背景
CAN は、電子機器同士を接続する通信規格で、国際標準化機構(ISO)によって標準化され、自動車の電子制御装置(ECU)とモータ、インバータなどの車載装置間のバスを中心に普及し、二次電池分野でも採用が増えると言われています。
車載装置や二次電池の性能・耐久試験では、お客様が設定した負荷パターンや温度パターン通りにコントローラから発信される指示に応じて稼働している試験対象品の温度、電圧、電流、回転数、トルクなどを測定します。
これまでは、PLC(プログラマブル・コントローラ)を用いて、CAN に対応した車載装置や二次電池を試験する場合、PLC と試験対象品の間にCAN に変換するプロトコル変換器が必要でした。
■製品の特長
1.CAN インタフェースモジュール
プログラミング言語にC 言語を採用しているPLC(プログラマブル・コントローラ)として、業界で初めてCAN 通信プロトコルに対応したインタフェースモジュールを開発しました。プロトコル変換機器を介さずに、CAN インタフェースを持つ機器とコントローラを直接接続することが可能になります。そのため、システムの構築が容易で、通信も高速になります。
2.高速なデータ処理
「e-RT3」のCPU モジュールとCAN インタフェースモジュール間をパソコンの内部バス規格として普及しているPCI バスで接続しました。測定データを最大データ転送速度133MB/秒と高速に処理できます。
【 主な用途 】
自動車関連市場および二次電池関連市場で、性能・耐久試験を行う評価システム用コントローラスマートグリッド市場で、充放電を行う系統用蓄電池システム用コントローラ
【 販売価格(税抜) 】
オープン価格
基本構成(ベース、電源、CPU、CAN インタフェースモジュール(1 チャネル))
予想市場価格 36 万円から
CAN インタフェースモジュール
1 チャネル「F3UM11-0N」 予想市場価格 7 万円
2 チャネル「F3UM12-0N」 予想市場価格 11 万円
e-RT3 について
「e-RT3」は、半導体製造装置などの各種装置の制御を行う組み込みコントローラ。プログラミング言語はC 言語主体。組み込みコントローラに使用される代表的なリアルタイムOS であるVxWorks®、NORTi®(ITRON)、Windows CE®、OS-9、Linux®に対応。2004 年11 月に「e-RT3」を発売し、2007年10 月には上位機種「e-RT3 R2.0」を発売。「e-RT3 R2.0」は、小型な筐体に高速プロセッサ(PowerPC 533MHz)と、豊富な外部インタフェースの搭載によって、装置の小型化、高性能化およ
び高速化を実現しました。
今回発売した「CAN インタフェースモジュール」を含む「e-RT3」と、当社の計画・運転・解析支援パッケージ「TriFortsTM(トライフォーツ)」を組み合わせることで、試験条件の設定や稼働状態の監視も容易になります。
【お問い合わせ先】
横河電機株式会社
IAPF 国内営業統括部 国内営業3 部営業第1 課
東京営業 〒180‐8750 東京都武蔵野市中町2‐9‐32
TEL:0422-52-6248 / FAX:0422-52-6185
関西営業 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2 丁目4 番9 号ブリーゼタワー
TEL:06-6341-1385 / FAX:06-6341-1386
