放射線量モニター「SV-2000除染モデル」を販売開始
2012/12/19
岩崎通信機(株)T&Mカンパニー
環境省が提示した“年間追加被ばく線量”の算出方法に対応
「除染電離則」(※1)に対応。2.5μSv/hを超えるとアラーム音を発音
岩通計測株式会社(本社: 東京都杉並区、社長: 齋藤 操、資本金: 4億5千万円、以下: 岩通計測)は、放射線量モニターの新製品「SV-2000除染モデル」を発表しました。
本機は本年9月末に、科学技術館で行われた「環境放射能除染・廃棄物処理国際展」RADIEX2012において参考出品し、好評を得ましたので発売を開始することとしました。
発売開始は2012年12月19日。価格は、99,800円(税込み104,790円)です。岩通計測では、SV-2000除染モデルを官庁、企業、自治体向けに、向こう1年間に2千台の販売を見込んでいます。
岩通計測は昨年11月にSV-1000/SV-2000をSVシリーズとして発売しましたが、「放射線量レベルを、専門知識を必要とせず容易に判読できるわかりやすい表示」が大きな特長として好評を得ました。本機もその機能を継承しています(「独立行政法日本原子力研究開発機構」の特許による表示)。
(※1)厚生労働省によって平成24年7月1日に除染電離則を一部改正して公布された省令で、「東日本大震災により生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係る電離放射線障害防止規則」(以下「除染電離則」)
(1)1万ベクレル毎キログラムを超える汚染土壌等を扱う業務(特定汚染土壌等取扱業務)を除染等業務に加える
(2)平均空間線量率が2.5マイクロシーベルト毎時を超える場所で行う除染等業務以外の業務(特定線量下業務)を新たに除染電離則の適用とする
< SV-2000除染モデルの特長 >
1.環境省から提示された算出方法に対応しています。
平成23年12月19日に環境省から報道発表(※2)された年間追加被ばく線量は、下記の計算式(※3)で定義されています。従来の放射線量モニターの測定値(空間線量率)から、この値を現場で知るには電卓などでの計算が必要で、きわめて非効率的でした。
SV-2000除染モデルはこの計算式を組み込むことにより、ボタン切り替えで瞬
時に年間追加被ばく線量を知ることが可能となりました。
(※2) 放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染廃棄物対策地域、除染特別地域及び汚染状況重点調査地域の指定について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14598
(※3)年間追加被ばく線量の算出について/参考URL
http://josen.env.go.jp/radioactive_material/osen/exposed_dose.html
2. 2.5μSv/hを超えるとアラーム音を発音
除染作業のしきい値である、2.5μSv/hを超えると、アラーム音を発音して警告する通知機能を搭載しました。
3.非常にわかりやすい表示と確かな測定
数字表示だけではわかりにくかった年間追加被ばく線量の値を、バーグラフで表示します。さらにグラフィカルなカラーバーの目盛りと対比させることにより、その影響を一目で知ることができます。
この表示方法は「独立行政法人日本原子力研究開発機構」が保有する特許(第4448944号)です。
本製品は、国家標準にトレーサブルな二次標準校正場である「独立行政法人日本原子力研究開発機構」の放射線標準施設で標準校正した測定器を用いて、岩通計測内で校正していますので確かな測定値を得ることができます。
4.乾電池による長時間使用
アルカリ単3乾電池2本で、約300時間の使用が可能です。
この特長は、長時間の積算/利用が必要な場合に役立ちます。
リーフレットは下記URLからダウンロードしていただけます。
http://www.iti.iwatsu.co.jp/ja/pdf/catalog/SV-2000_josen_model.pdf
「除染電離則」(※1)に対応。2.5μSv/hを超えるとアラーム音を発音
岩通計測株式会社(本社: 東京都杉並区、社長: 齋藤 操、資本金: 4億5千万円、以下: 岩通計測)は、放射線量モニターの新製品「SV-2000除染モデル」を発表しました。
本機は本年9月末に、科学技術館で行われた「環境放射能除染・廃棄物処理国際展」RADIEX2012において参考出品し、好評を得ましたので発売を開始することとしました。
発売開始は2012年12月19日。価格は、99,800円(税込み104,790円)です。岩通計測では、SV-2000除染モデルを官庁、企業、自治体向けに、向こう1年間に2千台の販売を見込んでいます。
岩通計測は昨年11月にSV-1000/SV-2000をSVシリーズとして発売しましたが、「放射線量レベルを、専門知識を必要とせず容易に判読できるわかりやすい表示」が大きな特長として好評を得ました。本機もその機能を継承しています(「独立行政法日本原子力研究開発機構」の特許による表示)。
(※1)厚生労働省によって平成24年7月1日に除染電離則を一部改正して公布された省令で、「東日本大震災により生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係る電離放射線障害防止規則」(以下「除染電離則」)
(1)1万ベクレル毎キログラムを超える汚染土壌等を扱う業務(特定汚染土壌等取扱業務)を除染等業務に加える
(2)平均空間線量率が2.5マイクロシーベルト毎時を超える場所で行う除染等業務以外の業務(特定線量下業務)を新たに除染電離則の適用とする
< SV-2000除染モデルの特長 >
1.環境省から提示された算出方法に対応しています。
平成23年12月19日に環境省から報道発表(※2)された年間追加被ばく線量は、下記の計算式(※3)で定義されています。従来の放射線量モニターの測定値(空間線量率)から、この値を現場で知るには電卓などでの計算が必要で、きわめて非効率的でした。
SV-2000除染モデルはこの計算式を組み込むことにより、ボタン切り替えで瞬
時に年間追加被ばく線量を知ることが可能となりました。
(※2) 放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染廃棄物対策地域、除染特別地域及び汚染状況重点調査地域の指定について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14598
(※3)年間追加被ばく線量の算出について/参考URL
http://josen.env.go.jp/radioactive_material/osen/exposed_dose.html
2. 2.5μSv/hを超えるとアラーム音を発音
除染作業のしきい値である、2.5μSv/hを超えると、アラーム音を発音して警告する通知機能を搭載しました。
3.非常にわかりやすい表示と確かな測定
数字表示だけではわかりにくかった年間追加被ばく線量の値を、バーグラフで表示します。さらにグラフィカルなカラーバーの目盛りと対比させることにより、その影響を一目で知ることができます。
この表示方法は「独立行政法人日本原子力研究開発機構」が保有する特許(第4448944号)です。
本製品は、国家標準にトレーサブルな二次標準校正場である「独立行政法人日本原子力研究開発機構」の放射線標準施設で標準校正した測定器を用いて、岩通計測内で校正していますので確かな測定値を得ることができます。
4.乾電池による長時間使用
アルカリ単3乾電池2本で、約300時間の使用が可能です。
この特長は、長時間の積算/利用が必要な場合に役立ちます。
リーフレットは下記URLからダウンロードしていただけます。
http://www.iti.iwatsu.co.jp/ja/pdf/catalog/SV-2000_josen_model.pdf
