高速・大容量データの入力(サンプリング)/出力(ジェネレーティング)ができる PCI Expressバス対応 非絶縁型高速双方向デジタル入出力ボード 新発売
2009/02/27
(株)コンテック
パソコン周辺機器/産業用コンピュータ/ネットワーク機器の総合メーカである株式会社コンテック[東京証券取引所第二部 証券コード:6639] (本社 大阪市西淀川区姫里3-9-31 代表取締役社長 漆崎 栄二郎)は、計測制御デバイス関連製品の新製品として、バスマスタ転送をサポートしたPCI Expressバス対応非絶縁型高速双方向デジタル入出力ボード DIO-32DM-PE を3月9日(予定)より販売を開始します。
DIO-32DM-PEは、非絶縁LVTTLレベル(動作電圧3.3VDC)・入出力32点のPCI Expressバス対応非絶縁型高速双方向デジタル入出力ボードです。入出力モードは、入力32点、入力16点/出力16点、出力32点より選択できます。バスマスタ転送を使用して最大20MHz(50nsec)でデジタル信号の高速サンプリングや任意のデジタルパターンの高速出力(パターンジェネレータ)ができます。入力(サンプリング)/出力(ジェネレーティング)毎に、スタート条件(※1)、クロック条件(※2)、ストップ条件(※3)を選択できますので、様々な用途に使用できます。同ボード(点数)を増設する場合、同期制御コネクタに接続することで、同期動作が可能となりタイミングのズレを無くせます。また、バスマスタ転送を使用しない汎用入出力ボードとしても使用できます。
※1.スタート条件:ソフトウェア/外部スタート信号/パターン一致(入力のみ)/同期制御コネクタのスタート信号より選択
※2.クロック条件:内部クロック/外部クロック/ハンドシェイク/同期制御コネクタのクロックより選択
※3.ソフトウェア/外部ストップ信号/指定回数/同期制御コネクタのストップ信号より選択
【特長】
■応答速度50nsecの非絶縁LVTTLレベル(動作電圧3.3VDC、正論理)入出力32点を搭載し、16点単位で入出力の設定(入力32点、入力16点/出力16点、出力32点のいずれか)ができます。また、入力/出力毎に外部コントロール信号5点(クロック、スタート、ストップ、ハンドシェイク信号(REQ、ACK))を搭載しています。
■バスマスタ転送を使用することで、CPUに負荷をかけることなく大容量データを最大20MHz(50nsec)の転送速度で入力(サンプリング)/出力(ジェネレーティング)できます。入力(サンプリング)/出力(ジェネレーティング)は、それぞれ独立した2チャネルのバスマスタ転送機能ブロックを持っているため、16点のサンプリングを行いながら、16点のジェネレーティングを行うことも可能です。
■同期運転させることができる同期制御コネクタを搭載しており、同期制御コネクタを搭載した当社製ボードとの同期動作が簡単に行えます。
■バスマスタ転送を使用しない汎用入出力の使用では、最大4点の入力信号を割り込み要求信号として使用でき、ビットごとに割り込み禁止/許可の選択が可能です。
■添付のドライバライブラリAPI-PAC(W32)を使用することで、Windows/Linux の各アプリケーションが作成できます。また、ハードウェアの動作確認ができる診断プログラムも提供しています。別売のActiveX コンポーネント集ACX-PAC(W32)を使用すれば、高度なアプリケーションを短期間で開発できます。
■環境に配慮した完全鉛フリー(JEITA Phase 2以上)、および、RoHS指令に対応した製品です。
◎本製品をベースに、お客様のご要望に応じてカスタム対応も致します。
