持続可能な社会へ向けて、VCS 認証及びCCB 認証の カーボンニュートラルガスを導入
当社は、持続可能な社会の実現に向けて、2022 年2 月に「サステナビリティ基本方針」とCO2 排出の目標となる「HIOKI サステナビリティ宣言」を策定しました。「HIOKI サステナビリティ宣言」では、2025 年(創業90 周年)までにスコープ1、スコープ2 のカーボンニュートラル達成と2035 年(創業100 周年)までにスコープ3 のカーボンニュートラル達成を掲げています。
今回スコープ1 にあたるガスをオフセットするために、VCS 認証※2 及びCCB 認証※3 を得たCNG に切り替えます。これにより国内のスコープ1 にあたるガスのCO2 をオフセットします。
今回採用するVCS 認証及びCCB 認証のCNG は、主にインドネシアに対して支援するREDD+※4 プロジェクトが供給するCNG です。サステナビリティ基本方針で掲げた環境保全に役立つと考え、当社は海外に対する支援を実施していきます。
※1 カーボンニュートラルガス
世界各地の森林保全プロジェクト等でのCO2 削減効果を信頼性の高い認証機関が認証したカーボンクレジットを活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの全ての工程で発生する温室効果ガスがカーボンオフセットされたものとなります。
https://www.inpex.co.jp/news/assets/pdf/20220131.pdf
※2 VCS(Verified Carbon Standard)
アメリカ・ワシントンに拠点を置く国際的なカーボンオフセット基準管理団体であるVERRAがクレジットを認証する基準。
※3 Climate(気候)、Community(地域社会)、Biodiversity(生物多様性)の3 側面すべてのプラスの効果を認証する基準。
※4 森林減少・劣化の抑制によるCO2 排出削減を意味するREDD(Reducing Emissions from Deforestation and forest Degradation)に森林管理を通じた森林劣化防止や植林などによる炭素ストックの積極的増加を加えたカンクン合意(2010 年)の定める概念。
