米国ミネソタ州シーフリバーフォールズ：世界的な電子部品ディストリビュータであるDigi-Key Electronicsは、GitHubで、Digi-Keyパートナーライブラリとして知られる新しい補助的なKiCadライブラリのリリースを発表した。このライブラリは、昨年リリースされた既存のDigi-Key KiCadライブラリを補完することを目的としている。
これまでのライブラリはDigi-Keyのアプリケーションエンジニアリングチームによって開発され管理されてきたのに対して、パートナーライブラリは、Digi-Keyのフォーマットにコンパイルされる独自のシンボルとフットプリントをメーカーが提出できるようにするために作成された。
アプリケーションエンジニアリング担当副社長であるランドール・レスルは次のように述べている。「有償のツールに代わるオープンソースの堅牢なEDAツールとして、KiCadの人気は高まり続けています。部品のシンボルを正しいプリント回路基板のフットプリント、データシート、品番などに関連付けるDigi-Keyのアトミック部品ライブラリは、ユーザーの支持を集めています。これが原動力となって、Digi-Keyは、メーカーが独自のKiCad設計資産を開発できるソフトウェアツールを構築しました。このツールは、KiCad設計資産の基準となりつつあります

初期のDigi-Keyパートナーライブラリには、TRINAMIC Motion Control GmbHが提出した45品目が含まれており、このプログラムに参加するメーカーが増える中で、パートナーライブラリは拡充していく見込みである。
KiCadの詳細と、EDAおよび設計ツールのラインナップについては、Digi-Keyウェブサイトを参照のこと。
https://www.digikey.jp/?utm_source=referral&utm_medium=pressrelease&utm_campaign=pressrelease

Digi-Key Electronicsについて

米国ミネソタ州シーフリバーフォールズに本社を置くDigi-Key Electronicsは、卓越したサービスとともに、電子部品をグローバルに提供するメーカー公認ディストリビュータで、即日出荷が可能な140万点以上の在庫を有し、750社以上の一流メーカーから提供される680万点以上の製品を取り扱っている。また、Digi-Keyは、EDAおよび設計ツール、データシート、リファレンス設計、紹介記事とビデオ、マルチメディアライブラリなどのさまざまなオンラインリソースを提供している。米国本社での技術サポートは、電子メール、電話、ウェブチャットにより年中無休で利用可能。さらに詳しい情報やDigi-Keyの幅広い提供製品には、www.digikey.jpからアクセスが可能。

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