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EMI(エミッション)試験システム MR2300

マイクロニクス株式会社

最終更新日:2024/10/22

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  • EMI(エミッション)試験システム MR2300
手近なところでノイズ対策、EMI(EMC)は予備試験で効率が向上
【MR2300】は、同社のスペクトラムアナライザ、電波暗箱およびアンテナを結集し、放射EMIと伝導EMIのプリコンプライアンステストが行えるシステム。放射性妨害ノイズ試験では、電波暗箱と広帯域アンテナを使って、30MHz~1GHzの帯域で測定することができる(1GHz以上はオプションで対応)。伝導性妨害ノイズ試験では、LISN(ラインインピーダンス安定化回路網)を使って、150kHz~30MHzの帯域で測定可能。また、オプションの磁界プローブ「MMP500」を使って電源ラインの伝導性妨害ノイズを簡易的に測定することができる。指向性が強いため、一般的な磁界プローブと同様にノイズの発生源を特定可能。

仕様

用途○放射ノイズ試験
○伝導ノイズ試験
○EUT内PCBの磁界測定(ノイズ発生源の特定)

その他の情報

    ■2種類のEMI試験
    1.放射性妨害ノイズ試験
    電波暗箱と広帯域アンテナを使って、30MHz~1GHzの帯域で測定することができる。(1GHz以上はオプション)
    2.伝導性妨害ノイズ試験
    LISN(ラインインピーダンス安定化回路網)を使って、150kHz~30MHzの帯域で測定することができる。
    ■ノイズ発生源の特定
    ・伝導性妨害ノイズの測定
    磁界プローブMMP500を使って電源ラインの伝導性妨害ノイズを簡易的に測定することができる。また、指向性が強いため、一般的な磁界プローブと同様にノイズの発生源を特定することができる。

製品カタログ・資料

EMI(エミッション)試験システム MR2300
EMI(エミッション)試験システム MR2300

ファイル形式:pdf ファイルサイズ:3.1MB一般的にEMIの電波暗室を使用した正式試験では多くの待ち時間と費用が発生します。問題対策を施して正式試験を行うということを何回も繰り返していては、さらに長い時間と費用がかかってしまいます。 MR2300システムは、正式試験の回数を1ないし2回と少なくするよう、事前に問題点をつぶしておく-Precompliance-ために使用することを目的としています。

会社情報

マイクロニクス株式会社

マイクロニクスは世界に向けて計測機器や高周波関連機器を提供しています
●高周波(RF)領域における、独立系純国産の先端開発企業
●電子計測器、情報通信機器、環境関連機器の開発・製造・販売・サービス事業をワンストップで展開
●国内代理店18社、海外代理店19社によるワールドワイドの販売網

マイクロニクス株式会社
〒 193-0934  八王子市小比企町2987-2
電話 : 042-637-3667

https://micronix-jp.com/
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企業基本情報

社名:
マイクロニクス株式会社
住所:
〒 193-0934
八王子市小比企町2987-2
Web:
https://micronix-jp.com/
TEL:
042-637-3667

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    これはスペクトラムアナライザ等と対になる機器であり、この2つが揃って初めて完全は測定システムになるからです。
    何かしらの回路・機器等を開発や評価する場合に、それ自身が信号を発生することが出来ない場合が多々存在します。
    この場合はスペクトラムアナライザなどで評価することが出来ません。ここで、RF信号発生器から信号を回路・機器等に入力し、それを受け、回路・機器等から出力される信号をスペクトラムアナライザなどで測定し評価を行うことが可能になります。
    よって、RF信号発生器の出力する信号は周波数・出力レベルは高精度のものが要求されます。