Igr・Ior切替形絶縁状態監視装置 LIG-2

【LIG-2】は、Igr方式からIor方式に切り替え可能で、ノイズの影響によるIgr方式の絶縁監視機能の低下をバックアップする装置。ノイズの影響によりIgr方式での絶縁監視に支障が発生した場合に、Ior方式に切り替えることで、絶縁監視の空白状態をなくすことができる。切り替えは動作時間切り替えスイッチにより行え、復帰スイッチを押すことで設定が完了する。また、漏電検出部は接地極の電圧(地電圧)を計測するIor方式で方向判別機能を有しており、健全な系統のELRの貰い事故を防止する。感度電流整定値は絶縁状態監視部：15-20-30-40-50-60-70-80-90-100(mA)、漏電監視部：0.2-0.4-0.6-0.8-1.0(A)。監視電路切替：1φ2W-1φ3W-3φY-3φ△。計測表示はIgr、Ior電流(現在地、最大値)：AC3〜999mA(50／60Hz)、Io電流(現在地、最大値)：AC0〜1.1A(50／60Hz)、異常表示：監視状態に支障がある異常があった場合にエラー表示。