最小で 「スリープ時 約1.25mA の消費電力」 を実現。省電力IoTゲートウェ「FutureNet MA-S110 シリーズ」発表のご案内
最小でスリープ時約1.25mAと、僅かな電力でスリープさせることができます。
スリープ状態からの復帰トリガーは「接点入力」「シリアル入力」「IP着信」「RTCタイマ」等、多様な条件を選択できます。
サブマイコン(FeRAM内蔵)を搭載しており、オプションでオンボードにキャパシタ実装が可能です。瞬停時のログ保存やスリープ時のパルスカウント動作等に利用できます。
また、入力電圧監視機能も搭載しています。
LTEやEther、シリアル、接点入出力といった多様なインタフェースを標準搭載しており、拡張ラインナップとして、無線LAN/BLE、アナログ入力、USB2.0を追加搭載したモデルもリリースします。
耐環境性としてはMA-E3xxシリーズ同様に-20℃~60℃での運用に対応します。
リモート集中管理アプライアンスサーバ製品としてリリースするFutureNet CMS-1300を利用することで、ファームウェアやパッチファイル、Configファイルなどの配布を自動化できます。(予定)MA-S110シリーズはさまざまなご利用シーン、ご利用環境に柔軟に対応できる省電力IoTゲートウェイです。
【MA-S110シリーズの特長】
●従来のMA-E3xxシリーズからIoT向けに更なる省電力化を実現
●LTE Cat.1 モジュール(マルチキャリア)搭載
・Band 1(2.1GHz帯)、Band 8(900MHz帯)、Band 18(800MHz帯)、Band 19(800MHz帯)、Band39(1.9GHz帯)
※LPWA(LTE Cat.M1)版もFutureNet MA-S100シリーズとして別型番にて個別提供可能です。
●多様なインタフェースを標準搭載
●サブマイコン搭載(FeRAM内蔵)&オンボードにキャパシタ実装が可能(オプション)
・瞬停時のログ保存/スリープ時のパルスカウント動作等に利用可能
●入力電圧監視機能搭載
・外部からの入力電圧を監視することが可能
●Linux(Ubuntu)を標準搭載し、オプションでAlpine Linuxも提供可能
・標準品はLinux(Ubuntu)での提供(Linux Kernel 5.4.40/Ubuntu 20.04LTS)
●多様な拡張ラインナップを展開
・AI 2ch(絶縁)、USB2.0、無線LAN/BLEを追加実装したモデルを展開
●耐環境性
・動作温度:-20℃~60℃、可動部品(ファン等)を使わないことにより高い信頼性を確保し、24時間365日の常時稼働可能
【LPWA(LTE Cat.M1)への対応予定】
LPWA(LTE Cat.M1)版ベースボードのモデルもFutureNet MA-S100シリーズとして別型番にて個別提供可能です。
【価格、販売等】
MA-S110シリーズ
価格:オープンプライス
販売開始:MA-S110/L 2020年8月販売開始予定
MA-S110/LW 2020年9月販売開始予定
MA-S110/LA 2020年秋以降順次販売開始予定
MA-S110/LU 2020年秋以降順次販売開始予定(個別提供)
※モバイル通信を利用する際の外部アンテナはオプションとなります。
アンテナについては用途に応じて複数のアンテナをラインナップしています。
詳細については別途お問い合わせください
【MA-S110シリーズの添付品等】
●標準添付:
・はじめにお読みください
・安全にお使いいただくために
・製品保証書
・nanoSIMカードアダプタ
・ゴム足
・FGネジ
●オプション(別売り):
・ACアダプタ
・電源コネクタ変換ケーブル
・温度拡張版ACアダプタ(動作温度保証:-20℃~60℃、出力:DC12V/2A)
・外部アンテナ
・取り付け金具(ブラケット、DINレール取付金具)
