組込み、およびエッジコンピューティングテクノロジーのリーディングベンダーであるコンガテック(congatec)は、Ubuntuの提供元であるCanonical社との提携を発表しました。この提携により、コンガテックはセキュリティと信頼性、安定性を提供する最適化されたプラットフォーム向けに、aReady.COMに Ubuntu Proをバンドルすることで、すぐに使用できる最高のエクスペリエンスを提供できるようになります。

あらゆる産業の設計者は、かつてないほど加速するイノベーションサイクルに対応し、市場で優位に立つために、より高い機敏性と市場投入までの時間の短縮、開発コストの削減を求めています。コンガテックは、機器メーカーがアプリケーションにシームレスに取り入れられるように、ワークロードの統合やOSとファンクショナルソフトウェアのレイヤーを含む機能検証済みの完全なパッケージとしてaReady.COMを提供することにより、これらのニーズに応えます。Canonical社との提携により、aReady.COMはUbuntu認証製品となり、Ubuntu Proをあらかじめ有効にすることで、スムーズなソフトウェアの統合や最適化されたシステム安定性、定期的なアップデートによる長期的なセキュリティが保証されます。これは、特にサイバーレジリエンス法の施行と共に、機器メーカーとそのエンドユーザーにとって重要な優先事項になります。

「Canonical社との提携により、プリインストールされUbuntu Proがデフォルトで有効になっている認証済み Ubuntuインスタンスを備えるaReady.COMによって、お客様にまったく新しいレベルのアプリケーションレディネスを提供できるようになります。これにより、市場投入までの時間が大幅に短縮され、長期的なセキュリティと信頼性が確保されます」と、コンガテックのソリューション マネージメント マネージャーであるアンドレアス・ベルグバウアー(Andreas Bergbauer)は説明します。

「コンガテックとの提携は、組込みおよびエッジアプリケーション向けに、セキュアで最適化されたプラットフォームを提供するという当社の強いコミットメントを示すものです。当社の認定ソリューションは、機器メーカーがイノベーションの力を最大限に発揮するために必要な、信頼性とセキュリティを提供します」と、Canonical社のIoTセールスディレクターであるアレクサンダー・レーマン(Alexander Lehmann)氏は説明します。

Ubuntu Proは、最大12年間のセキュリティ メインテナンスと長期サポート、デバイス管理ツールへのアクセス、遅延を嫌うユースケースでのリアルタイム Ubuntuの活用、サイバーレジリエンス法を含む複数の規格と規制へのコンプライアンスソリューションを提供します。これにより、お客様は継続的にアップデートされる堅牢で将来性のあるプラットフォームのメリットを享受することができます。さらに、パワフルなコンガテックのモジュールとUbuntu Proの機能を組み合わせることで、インダストリアルオートメーションやロボット分野、インフラストラクチャー、医療技術などのような、要求が厳しい業界の組込みアプリケーション向けに、コスト効率の高いプラットフォームを提供することができます。

aReady.COM-アプリケーションレディ コンピューター・オン・モジュールの詳細については、以下のサイトをご覧ください。
https://aready.com//jp.html