congatecが初のµQseven コンピューターモデルを発表
組み込みコンピューターモジュール、SBC(シングルボードコンピューター)、EDM(組み込み設計と製造)サービスで業界をリードするテクノロジー企業、congatec AGは、40mm×70mmというクレジットカードより小さいµQsevenフォーマットのコンピューター・オン・モジュールを発売し、人気のQsevenスタンダードの製品ポートフォリオを拡大します。 この次世代ミニフォームファクターの最初の主力商品モジュールが、ARM Cortex A9ベース Freescale i.MX 6プロセッサ搭載のconga-UMX6です。そのコンパクトな低出力設計にとどまらず、訴求力のあるマルチメディア/コンピューティング性能が要求される、過酷な環境下での利用にも対応。 新しい conga-UMX6 µQsevenコンピューターモジュールには、ARMの10年以上の長期利用、通常の電力消費がわずか3.5ワットという高ワット単位性能、-40℃~+85℃の幅広い温度対応という長所があり、さまざまな用途にご利用いただけます。
新しいcongatec µQsevenモジュールの各種機能は、交通システム、車内システム、小型 PLC、駐車切符販売機、省スペースと低電力消費が要求されるその他の組み込み型/IoT用途に最適です。
新しいµQsevenコンピューターモジュールなら、このフォームファクターの高いレベルの汎用性・拡張性を活用し、非常に小型で平らな設計が可能となります。 また、congatec は広範囲の文書、産業級のドライバー実装、豊富な経験に基づく人的統合サポートをご用意しており、OEM はこのプロセッサ技術を個々の応用に対し、非常に短期間で、かつ効率的に統合することが可能です。Qsevenとの互換性を考慮して設計されているため、Qseven 設計を既に採用しているユーザーは新しい µQsevenモジュールをすぐにお試しいただけます。
各種機能の詳細
congatecの新しいconga-UMX6 µQsevenモジュールは、10年以上の耐用性、1GHzのシングルコア/デュアルコアパフォーマンス、ハンダ付けされた最大1ギガバイトのメモリを誇るARM Cortex A9ベース Freescale i.MX 6 SoCsを備えています。OpenGL ES 1.1/2.0/3.0 とOpenVG 1.1により、高性能の統合グラフィックスで最大WUXGA解像度(1920×1200)の 2Dと3Dをサポート。 ハードウェア加速動画処理により、このモジュールは60Hzで1080p動画をリアルタイムデコードし、最大2つの720p動画をエンコードします。2つの独立ディスプレイを2つのLVDSまたはLVDSとHDMI 1.4で接続可。I2Sバス対応で、ジッターのない高品質のオーディオ転送が実現します。アプリケーションとデータの保存のために、このモジュールにはSATAが1つ備わっており、オプションで32GB SSDを追加することもできます。
用途に基づいてI/Oを接続するために、新しいcongatec µQsevenモジュールはキャリアボードにPCI Express 2.0を1つ、USB 2.0を5つ、Gbit Ethernetを1つ、CAN Busを1つ提供します。モジュールの統合ボード管理コントローラーは、ウォッチドッグタイマー、電力損失制御、分散 IoT設置のための監視・管理・保守管理機能などを備えています。 Android、あらゆる一般Linuxディストリビューション、Windows Embedded Compact 7のために BSP(ボードサポートパッケージ)が用意されています。BSPはすべて、congatecのGITサーバーで完全公開されており、ダウンロードが可能です。
新しいconga-UMX6モジュールとデザインインを簡単にするさまざまなアクセサリ(ヒートシンク、キャリアボード、スターターキット、ADD2カード、SMARTバッテリー管理モジュールなど)は現在ご注文いただけます。
新しい conga-UMX6 コンピューターモジュールの詳細は次のサイトでご覧いただけます。
http://www.congatec.com/products/qseven/conga-umx6.html
