機械部品 リニアロータリーモジュール LRM-U series
最終更新日:2024/05/10
このページを印刷リニアロータリーを送りネジ機構に採用したテーブルユニット
【LRM-U series】は、ボールスクリューよりも、より良く回転運動を直線運動に変換するリニアロータリーを送りネジ機構に採用した新しいタイプのテーブルユニット。ガイドは、リニアブロックダブルとリニアシャフトおよびリニアブロックエンドで構成、一体化している。並行精度:±0.05/300mm以下、バックラッシュ:0.01mm以下、リード誤差:±0.03mm。リニアロータリーは、摩擦駆動装置であるため、推力の大小、進行方向、慣性力、リードの大小などにより、くり返し位置決め精度がスリップ現象により変化する場合があるため、高精度な位置決め精度を必要な場合には、原点復帰機能かセンサ・リミットスイッチ・リニアエンコーダ・リニアスケールなどで検知計測して位置決めする制御方式(クローズドループ方式)を採用のこと。
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製品カタログ・資料
- LRシリーズ(リニアロータリー)
ファイル形式:pdf ファイルサイズ:3.73MBリニアロータリーは、ボールスクリュウより、より良く回転運動を直線運動に変換します。さらにネジを切ったナット・ネジ軸が不要なスクリュウタイプの摩擦直線駆動装置です。 ボールベアリングとリニアシャフトとの接触面のみで回転する送りネジ機構となっておりますので、過大な負荷・不慮の衝突に対しても、ユニットがスリップする安全機構の機能をもっています。 特徴を十分に生かすことにより、各種装置に利用できます。 ・構造 リニアロータリーは、二片のアルミ製ブロックの両端面に、それぞれ3個、合わせて6個のボールベアリングをリード角に相当する傾斜角度に組み込んだ製品です。 二片のブロックの間にリニアシャフトを挿入し、リニアシャフトを回転運動させる事により、傾斜角度をもったボールベアリングが、ボールスクリュウのリードに相当する量だけ直線運動を実現します。また、推力の保持は、調整ネジ(ウレタン・強力バネ)と六角穴付ボルトの締め付けにより調整ができます。 ・特徴 ーシンプルで用途が広い ーリニアシャフトで使用可能 ー機械効率は90%以上 ーリニアシャフトを使用するため、長尺のストロークが可能 ・用途 半導体製造装置、搬送装置、取り出し装置、OA機器、巻線機、ピックアンドプレスマシン、印刷機、包装機、自動化機器など